2021年5月1日(土)
先週25日の香港シャティン競馬場で行われたチャンピョンズデーのクイーンエリザベス2世Cで、日本馬が1着から4着まで独占した。そして勝ったのはラブズオンリーユーだった。同馬は念願の海外GⅠ制覇を果たした。また、19年のオークス以来のGⅠ勝ちでこのレースで牝馬が勝ったのは史上2頭目の快挙達成だった。このレースには昨年の3冠牝馬のデアリングタクトが出走していたが、残念ながら3着に終わったことだった。でもデアリングタクトにはこれからも頑張って欲しい。
頑張って欲しいと思うのは、本日行われたダービートライアル青葉賞は、②ワンダフルタウンが1着、⓾キングストンボーイが2着で、この2頭がダービー出走への切符を手にした。⓾を管理する藤沢和雄調教師は来年の2月が引退。今年が自身の最後のダービーに管理馬を出走させることが出来る。そして引退に花を添えることが出来るか? 3週間後に行われるダービー当日のキングストンボーイも頑張って欲しい。注目しよう。
注目といえば、若手の有望株で4年目の西村淳也騎手は、本日の新潟で5勝をあげた。今後も注目をしたい。
さあ、日本で一番長い距離3200mでGⅠ中のGⅠレース伝統の天皇賞・春。
今年は27年ぶりに阪神競馬場で行われる。このレースには父横山典弘と息子の武史、和生が騎乗する。親子そろってのGⅠ騎乗はJRA史上初だ。本日の東京の青葉賞でも3人が騎乗、13着和生、14着武史、15着典弘だったが、もし、天皇賞・春で1着から3着までに横山一家が入ったら、これも史上初。史上初といえば白毛(シロニイ)馬が天皇賞に出走するのも史上初、他にも見どころ満載の天皇賞・春。
春のGⅠ戦線第第6弾・第163回天皇賞・春(G1)IN阪神競馬場
◉今年は仁川で雌雄を決する伝統の長距離戦
天皇賞(春)はJRAの平地GⅠとしては最長距離の芝3200メートルで争われるが、2011年以降の10回中6回は1着馬と2着馬がタイム差なしという、ゴールまで目が離せない一戦が繰り広げられている。なお、今年は京都競馬場の整備工事により阪神競馬場で行われるため、過去10年の結果に加え阪神競馬場で行われる長距離重賞・阪神大賞典のデータも参考に傾向を探っていく。
相手選びは慎重に。
過去10年の単勝人気別成績を見ると、1番人気は3着内率40.0%とやや頼りなく映るかもしれないが、直近の4年は全て連対を果たしている。2011年から2016年は2番人気または3番人気(2013年は両方)の馬が連対を果たしており、軸は上位人気馬から選ぶのが得策といえそうだ。ただ、10番人気以下の馬が5頭も3着以内に入っているように、伏兵が食い込む余地が十分にあることを念頭に置いて予想を組み立てるべきだろう。(JRAホームページより)
今年はコースが違う。混戦模様でどの馬も優勝のチャンスがあり、非常に面白いレースとなる。また阪神は上り坂を2回上がるので非常にスタミナが必要だ。天候が少々不安だが…。令和3年度の最強ステーヤーが阪神競馬でいよいよ誕生だ。
◎②アリストテレス C・ルメール 菊花賞でコントレイルを首差追い詰めた力は間違えなく本物。スタミナ最高。持久力勝負なら負けない。反撃態勢整って…。鞍上のルメール騎手は、天皇賞5連勝中。6連覇目指して虎視眈々。
〇⑫ディープボンド 和田竜二 すこぶる順調。本格化なる。スケール違う。阪神のこの舞台がピッタリ。盾取りに向かって虎視眈々。鞍上の和田騎手は3度目の優勝目指す。
▲①ワールドプレミア 福永祐一 19年菊花賞馬。充実ぶりは最高。雨が残ってくれることを祈って…。鞍上の福永騎手は、父子制覇を虎視眈々と狙う。
✖⑤ディアスティマ 北村友一 ディープインパクト産駒。同舞台経験済みは強み。好調キープ。チャンス到来。トップスピードに入ったら持続力は上。
△③カレンブーケドール 戸崎圭太 牝馬。もう2着はいらない状態今が最高。距離克服して…。68年ぶりの牝馬Ⅴ目指して、悲願のGⅠ制覇を狙って…。
△⑰オーソリティ 川田将雅 オルフェーヴル産駒。父の雪辱を果たす時、引き続き好調で…。8戦のキャリアでここまで来たら、頂点を虎視眈々と狙って…。
△⑦ユーキャンスマイル 藤岡康太 昨年4着。3年連続出走。デキの良さは今が最高。今年こそは…。注意必要。
★⑭ウインマリリン 横山武史 牝馬が優勝なら68年ぶり。実力ついて、阪神のこのコースで大仕事の予感。人馬共に充実。横山武史騎手2度目のGⅠ制覇に燃える。そして横山家三代目の天皇賞制覇を虎視眈々と狙って…。
以上を②アリストテレスから 馬単BOXで ①②⑤⑫ 12点
馬単マルチで②⇔③⑦⑭⑰ 8点
三連複で②→①③⑤⑦⑫⑭⑰ 21点
枠連1枠から総流し 8点
合計 49点