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第163回天皇賞・春(G1)

5月 02, 21
asakomori
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2021年5月1日(土)

先週25日の香港シャティン競馬場で行われたチャンピョンズデーのクイーンエリザベス2世Cで、日本馬が1着から4着まで独占した。そして勝ったのはラブズオンリーユーだった。同馬は念願の海外GⅠ制覇を果たした。また、19年のオークス以来のGⅠ勝ちでこのレースで牝馬が勝ったのは史上2頭目の快挙達成だった。このレースには昨年の3冠牝馬のデアリングタクトが出走していたが、残念ながら3着に終わったことだった。でもデアリングタクトにはこれからも頑張って欲しい。
頑張って欲しいと思うのは、本日行われたダービートライアル青葉賞は、②ワンダフルタウンが1着、⓾キングストンボーイが2着で、この2頭がダービー出走への切符を手にした。⓾を管理する藤沢和雄調教師は来年の2月が引退。今年が自身の最後のダービーに管理馬を出走させることが出来る。そして引退に花を添えることが出来るか?  3週間後に行われるダービー当日のキングストンボーイも頑張って欲しい。注目しよう。
注目といえば、若手の有望株で4年目の西村淳也騎手は、本日の新潟で5勝をあげた。今後も注目をしたい。
さあ、日本で一番長い距離3200mでGⅠ中のGⅠレース伝統の天皇賞・春。
今年は27年ぶりに阪神競馬場で行われる。このレースには父横山典弘と息子の武史、和生が騎乗する。親子そろってのGⅠ騎乗はJRA史上初だ。本日の東京の青葉賞でも3人が騎乗、13着和生、14着武史、15着典弘だったが、もし、天皇賞・春で1着から3着までに横山一家が入ったら、これも史上初。史上初といえば白毛(シロニイ)馬が天皇賞に出走するのも史上初、他にも見どころ満載の天皇賞・春。

春のGⅠ戦線第第6弾・第163回天皇賞・春(G1)IN阪神競馬場

◉今年は仁川で雌雄を決する伝統の長距離戦

天皇賞(春)はJRAの平地GⅠとしては最長距離の芝3200メートルで争われるが、2011年以降の10回中6回は1着馬と2着馬がタイム差なしという、ゴールまで目が離せない一戦が繰り広げられている。なお、今年は京都競馬場の整備工事により阪神競馬場で行われるため、過去10年の結果に加え阪神競馬場で行われる長距離重賞・阪神大賞典のデータも参考に傾向を探っていく。
相手選びは慎重に。
過去10年の単勝人気別成績を見ると、1番人気は3着内率40.0%とやや頼りなく映るかもしれないが、直近の4年は全て連対を果たしている。2011年から2016年は2番人気または3番人気(2013年は両方)の馬が連対を果たしており、軸は上位人気馬から選ぶのが得策といえそうだ。ただ、10番人気以下の馬が5頭も3着以内に入っているように、伏兵が食い込む余地が十分にあることを念頭に置いて予想を組み立てるべきだろう。(JRAホームページより)
今年はコースが違う。混戦模様でどの馬も優勝のチャンスがあり、非常に面白いレースとなる。また阪神は上り坂を2回上がるので非常にスタミナが必要だ。天候が少々不安だが…。令和3年度の最強ステーヤーが阪神競馬でいよいよ誕生だ。

◎②アリストテレス    C・ルメール 菊花賞でコントレイルを首差追い詰めた力は間違えなく本物。スタミナ最高。持久力勝負なら負けない。反撃態勢整って…。鞍上のルメール騎手は、天皇賞5連勝中。6連覇目指して虎視眈々。
〇⑫ディープボンド    和田竜二   すこぶる順調。本格化なる。スケール違う。阪神のこの舞台がピッタリ。盾取りに向かって虎視眈々。鞍上の和田騎手は3度目の優勝目指す。
▲①ワールドプレミア   福永祐一   19年菊花賞馬。充実ぶりは最高。雨が残ってくれることを祈って…。鞍上の福永騎手は、父子制覇を虎視眈々と狙う。
✖⑤ディアスティマ    北村友一   ディープインパクト産駒。同舞台経験済みは強み。好調キープ。チャンス到来。トップスピードに入ったら持続力は上。
△③カレンブーケドール  戸崎圭太   牝馬。もう2着はいらない状態今が最高。距離克服して…。68年ぶりの牝馬Ⅴ目指して、悲願のGⅠ制覇を狙って…。
△⑰オーソリティ     川田将雅   オルフェーヴル産駒。父の雪辱を果たす時、引き続き好調で…。8戦のキャリアでここまで来たら、頂点を虎視眈々と狙って…。
△⑦ユーキャンスマイル  藤岡康太   昨年4着。3年連続出走。デキの良さは今が最高。今年こそは…。注意必要。
★⑭ウインマリリン    横山武史   牝馬が優勝なら68年ぶり。実力ついて、阪神のこのコースで大仕事の予感。人馬共に充実。横山武史騎手2度目のGⅠ制覇に燃える。そして横山家三代目の天皇賞制覇を虎視眈々と狙って…。

以上を②アリストテレスから 馬単BOXで ①②⑤⑫   12点
馬単マルチで②⇔③⑦⑭⑰   8点
三連複で②→①③⑤⑦⑫⑭⑰ 21点
枠連1枠から総流し      8点
合計            49点

第56回フローラステークス、第52回マイラーC(GⅡ)

4月 25, 21
asakomori
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2021年4月24日(土)

先週の皐月賞は、3年連続でまたまた無敗の皐月賞馬が誕生した!  鞍上の横山武史騎手は、22歳の5年目で11度目の挑戦でついにG1の皐月賞を制覇した。道中は見事な内内回ってのエスコートでエフフォーリアが、終わってみたら3馬身の差で圧勝で優勝。
ゴールした後「やった~」「最高です~」「本当にうれしい~」と素直に大きな声でさわやかに、嬉しそうにインタビューにも答えていた姿は印象的だった。検量室前に戻ってきたときには、場内から大きな拍手がおこった。本当に素晴らしいレースだった。これで騎手での親子の皐月賞制覇は、史上3組目となった。そして無敗での優勝は史上19頭目。
エフフォーリアはダービーでもはじけてくれるに違いない。頑張れ!  横山武史騎手。


▲パドックでのエフフォーリア

▲馬場入りした時

▲スタートは全馬一斉に

▲ゴール前写真

▲ゴール後嬉しそうな横山武史騎手

▲インタビューでも嬉しそう

▲検量室に引き上げるときに感謝の気持ちを表して…

≪皐月賞払戻金≫
単勝 ⑦ 370円  枠連 4-7 1150円  馬単 ⑦⑬ 5510円
3連複 ③⑦⑬ 20000円   3連単 ⑦⑬③ 82320円

また、香港では4月25日に香港のシャティン競馬場でチャンピョンスカップデーに、日本馬が5頭参戦している。中でも牝馬の三冠馬デアリングタクトが松山騎手と共に参戦だ。頑張って欲しい。

さあ、今日は東西の競馬場で重賞レースが行われる。今日も楽しみだ。

第56回フローラステークス(GⅡ)IN東京競馬場

◉混戦・波乱模様のオークストライアル

フローラSには遅れてきた大物や、オークスへの出走が確定していない馬が優先出走権を狙って出走してくる。実際、2012年以降は重賞勝ち馬の出走がなく、過去10年間で3連単100万馬券が2度出現するなど、混戦・波乱のレースが繰り広げられている。
2勝馬が優勢。3勝以上挙げている馬はトライアルレースへ出走せずオークスへ向かうことが多く、フローラSの出走馬は2勝馬と1勝馬だけになりやすい。そのうち好成績を残しているのは勝利数の多い2勝馬で、勝率は15.9%、3着内率は31.8%と高い数字を記録している。12番人気で優勝した2017年のモズカッチャン、13番人気で3着の2014年マイネオーラムなど、2勝馬は下位人気での激走もある。(JRAホームページより)
1着馬と2着馬にオークスの優先出走権が与えられる。樫への切符は2枚。主力互角で…。

◎③ユーバーレーベン  Ⅿ・デムーロ   このレースで真価を発揮。切れ味最高。脚力上位。今回こそ勝ってオークスへ
〇⑧オヌール      川田将雅     瞬発力勝負なら負けない。性能高い。切れ味最高。勢い最高。3戦無敗でオークスへ
▲⑭オメガロマンス   横山武史     この舞台で光り輝く。決め手互角。素質上位。今週も横山武史騎手に期待して…。
✖⑮クールキャット   C・ルメール   条件絶好。距離延長でこの舞台が向く。東京のこのコース大歓迎。ルメール騎手で…。
△⑨パープルレディ   田辺裕信     切れ味注意。3連勝目あるかも…。
△⑯アンフィニドール  川島信二     素質十分。2戦目は重賞初Vで無敗でオークスへ
△⑦メイサウズアワー  石橋 脩     パワーアップして、軽視禁物。
★⑤スノークォーツ   戸崎圭太     久々でも問題なし。2勝上げてオークスへ

以上を③ユーバーレーベン から馬単BOXで ③⑧⑭⑮   12点
馬単マルチで③⇔⑤⑦⑨⑯   8点
三連複で③→⑤⑦⑧⑨⑭⑮⑯ 21点
枠連2枠から総流し      8点
合計            49点

第52回マイラーC(GⅡ)IN 阪神競馬場

◉今年は仁川で安田記念の前哨戦

春のマイル王者を決する安田記念の前哨戦となるこの一戦は、京都競馬場整備工事に伴い今年は阪神競馬場に舞台を替えて行われる。例年の京都開催開幕週と違い、今年は2月中旬から続く阪神開催の11週目にあたるため、馬場状態なども気になるところだろう。ここでは2012年から2020年の京都開催と2011年の阪神開催をあわせた過去10年のレース結果から、好走馬の傾向を探ってみたい。
前走が芝マイル戦以外だった馬が勝率・連対率で勝る。
過去10年の前走の距離別成績をまとめると、芝1600メートル戦から当レースに臨んできた馬が全出走馬延べ149頭のうち96頭と半数以上を占めているものの、優勝はわずか2回だけ。優勝馬に限ればマイル以外の距離から臨んできた馬の方が圧倒的に多い。ただし、3着馬10頭は全て前走が芝1600メートルだった。この辺りの偏りは予想する上で参考にしたいところだ。(JRAホームページより)
このレースは一着馬に安田記念への優先出走権が与えられる。

◎⓾エアロロノア    池添謙一    Ⅴ4目指して視界良好。素質開花。魅力いっぱいで…。
〇⑤ケイデンスコール  岩田康誠    完全復活で主役に躍り出るかも…。
▲②エアスピネル    鮫島克駿    8歳でもまだまだやれる。仕上がり好調。ビックタイトル目指して虎視眈々。
✖⑥アルジャンナ    福永祐一    改めて期待。見直し必至。
△⑯ギベオン      西村淳也    マイルは守備範囲。57キロでも問題なし。
△⑫ラセット      秋山真一郎   阪神マイルはあっている。叩いて前進。注意必要。
△⑦ボンセルヴィーゾ  松若風馬    好調維持。展開一つで3着までには…。
★⑬ワールドウインズ  藤岡康太    不気味で注意必要。

以上を⓾エアロロノアから馬単BOXで ②⑤⑥⓾    12点
馬単マルチで⓾⇔⑦⑫⑬⑯    8点
3連複で⓾→②⑤⑥⑦⑫⑬⑯  21点
枠連5枠から 総流し      8点
合計             49点

第81回皐月賞(GⅠ)

4月 18, 21
asakomori
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2021年4月17日(土)
今週は素晴らしい快挙があった。まずゴルフ界でのこと、アメリカのメジャー大会の一つ、第85回のマスターズ(アメリカのジョージア州オーガスタナショナルGC)で松山英樹が、8年連続10回目の挑戦で悲願の優勝を果たして見事にグリーンジャケットを手にした。これは日本人初、いやアジア人初優勝の快挙だ。ゴルフをよく知らない人でもあの瞬間を見て思わず涙した人は私だけではないはずだろう。それほど難しくすばらしい優勝だった。優勝後のインタビューで松山英樹選手は「本当は18番ホールでガッツポーズをしたかったけど、表彰式でガッツポーズが出来て良かったです。僕がメジャーを勝てたことで、日本人が変わるのではないかな。今後も勝てるように頑張りたい」と嬉し涙で答えていた姿で、またまた感動の涙がでた。日本人ゴルファーの夢と勇気をあたえてくれた最高の瞬間だった。
 
快挙といえば、競馬の世界でも、JRA女性騎手の三人の競演があって、17日の新潟競馬第7レース(ダート1800メートル)で、中央競馬(JRA)史上初めて、女性騎手が1~3着を独占した。1着は新人の古川奈穂騎乗のクラウンデザイアー(3番人気)で、1馬身差の2着に藤田菜七子のキムケンドリーム(2番人気)、さらに2馬身1/2差の3着に新人の永島まなみのモノポリーアイズ(8番人気)が入った。これからも3人には頑張って競馬に花を添えて欲しい。
花といえば、競走馬でも世界の競馬史上で初の快挙達成があった。先週の桜花賞で白毛の無敗馬2歳最優秀女王のソダシが、牝馬のクラッシックレース1冠目の桜花賞を、コースレコードで見事な走りを見せて優勝(デビューから5戦5勝は史上8頭目)。白毛の馬がGⅠレースに出走したのも初めて、無敗での優勝したのも世界競馬史上初めての快挙だった。レース後のインタビューで鞍上の吉田隼人騎手はデビュー18年で嬉しいクラッシック初制覇でもあった「最高に気持ち良い。皆から話題だけで本当に強いのかと、言われたが、最強の証明を見せられてよかった。ホッとした。これからも素晴らしい走りを見せたい」と嬉しそうに語っていた。すがすがしくて本当に良かった。また、管理する須貝調教師は「ターフに白い花を咲かせることができて良かった。本当に勝つまで心配で心配で…」とあるインタビューで答えていた。オークスでも頑張って更に大きな白い花を咲かせて快挙を伸ばしてほしい。

≪桜花賞払戻金≫
単勝 ④ 360円   枠連 2-8 520円  馬単④⑱ 1280円
3連複 ②④⑱  2660円   3連単 ④⑱②  10400円

 

▲本場入場の時のめんこ姿も可愛い
  
▲返し馬▲レース中どのポジションにいても目立つ▲ゴールの瞬間
  
▲レース後に検量室へ向かう途中、ソダシに吉田隼人騎手が首筋に感謝のキスを…
▲優勝の馬服を着て    ▲厩舎に戻るソダシ、本当に真っ白だ

春のGⅠレース第4弾・第81回皐月賞(G1)IN 中山競馬場

◉クラシック三冠の開幕戦

2019年はサートゥルナーリア、2020年はコントレイルが、共に1番人気に応えて無傷の4連勝で皐月賞を制した。しかし、2011年から2018年にかけては1番人気馬がわずか1勝と苦戦が続いていた。まだ勝負付けが済んでいない3歳馬が集まるため、実力はあるのに評価が低い馬が穴をあけることがよく起こるのである。東京競馬場で行われた2011年を含む過去10年のレース結果から傾向を探ってみよう。
キャリア3戦から5戦の馬に好走例が集中。前年の夏から秋にデビューした後、あまりレース数を使わずにゆったりとしたローテーションを組んだ馬が好走することが多く、表にあるように馬券に絡んだ馬はキャリア3戦から5戦に集中しており、2015年から6年連続でキャリア3戦から5戦の馬が3着以内を独占している。逆に、キャリア6戦以上で優勝したのは2013年のロゴタイプが最後で、キャリア2戦以下で3着以内に入った馬はゼロ。馬券の中心にはキャリア3戦から5戦の馬をおきたい。(JRAホームページより)
皐月賞は目下2年連続で無敗馬が優勝している。今年も無敗での皐月賞馬が誕生か?牡馬の1冠目も話題満載だ。最も早い馬が勝つといわれているレース。雨の影響がどう出るか?大混戦模様の皐月賞だ。今年はファンも少しだが入場出来て…。

◎⑧ダノンザキッド   川田将雅    最優秀2歳牡馬。態勢万全で…。貫録示す。ダービーに向かってここは負けられない一戦だ。
〇⑦エフフォーリア   横山武史    3戦3勝の無敗馬。エンジンが違う。瞬発力違う。4勝目は皐月賞を虎視眈々と狙って…。
▲⓵アドマイヤハダル  C・ルメール  馬体充実。素質は互角。好センスと鋭い脚備わって…。逆転あるかも…。
✖⑤ヴィクティファルス 池添謙一    瞬発力と勝負根性は最高。末脚強烈。距離延長は望むところ。鞍上の池添謙一騎手は、弟の学調教師との兄弟制覇に向かって虎視眈々。
△③ステラヴェローチェ 吉田隼人    道悪得意。目標はここ。巻き返し必死。仕上がり充分。
△⑮グラティアス    Ⅿ・デムーロ  舞台最高。素質十分。2戦2勝。3勝目はGⅠⅤを虎視眈々と狙って…。奥深さを評価して…。鞍上のデムーロ騎手は5勝目の皐月賞制覇を狙って…。
△⑯レッドベルオーブ  福永祐一    2戦連続でレコードⅤ。ポテンシャルは相当速力秘めて…。
★⑪ディープモンスター 戸崎圭太    目標はここ。大物感ヒシヒシと感じる。G1の舞台で真価を発揮。要注意。

以上を⑧ダノンザキッドから馬単BOXで ①⑤⑦⑧    12点
馬単マルチで⑧⇔③⑪⑮⑯    8点
三連複で⑧→⓵③⑤⑦⑪⑮⑯  21点
枠連4枠から総流しで      8点
合計             49点

第81回桜花賞(GⅠ)

4月 11, 21
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2021年4月10日(土)

4月は入学シーズン。新入生が新しいスーツを着て、会社に出勤する姿や、真新しい制服を身に着けた学生たちが希望を胸に嬉しそうに歩いている姿を見て、嬉しくなった。また競馬の世界でも、JRAの白井の競馬学校に、2024年春にデビューする第40期の騎手候補生が入学した。応募したのは111人。そして厳しい試験に合格したのは、たったの8人。(うち一人が女性騎手候補生)。凄い!  3年後がとても楽しみだ。
楽しみといえば、JRA所属の3人の女性ジョッキーが本日(10日)の新潟3Rで初めて直接対決した。3人の女性ジョッキーが同じレースで騎乗するのは1998年9月13日の中山2R(牧原由貴子、田村真来、板倉真由子)以来、23年ぶりだった。 レースは15番人気のニューフロンティア(牡3歳、栗東・田中克)に騎乗した古川奈穂騎手(20)=栗東・矢作=が、ラストまでしっかり追って4着と最先着した。4番人気のスバラシイヒビ(牡3歳、美浦・田村)に騎乗した藤田菜七子騎手(23)=美浦・根本、11番人気のクリムゾンハート(牝3歳、栗東・浅見)の永島まなみ騎手(18)=栗東・高橋康=は、14、15着だったが、次回は女性騎手のワンツースリーを楽しみに期待したい。そして、ルーキーの古川奈穂騎手は、4月4日の阪神3レースでハイモビリテイに騎乗し逃げ切り、デビュー以来4週連続優勝という、成績で福永祐一騎手に並んで歴代2位タイとなり、6週連続のルーキー優勝を目指して、いや7連勝の新記録目指して快挙は止まらない。

快挙といえば、いよいよクラシック戦線が始まる。明日は牝馬のクラッシック第一弾桜花賞が行われ、競馬史上初のGⅠレース出走にしかも牝馬のクラッシックレース桜花賞に白毛のソダシが無敗で参戦するこちらも快挙達成に燃えている。それに先立ち、ソダシのぬいぐるみがネットで発売され、たったの6分間で完売となった?  とか?  ビックリだ!
ビックリといえば、先週行われた大阪杯(G1)に三冠馬のコントレイルが出走してなんと3着!  三冠馬に勝ったのは別路線組頑張ってきた無敗で5連勝中の422キロという小さな馬体の牝馬のレイパパレ4歳だった。
そのレイパパレが勝った大阪杯は4日、阪神競馬場で13頭によって争われ、川田騎手鞍上の4番人気のレイパパレが4馬身差をつけて逃げ切り、無傷の6連勝でGI初制覇を飾った。6戦でのJRA古馬GI制覇は史上5頭目で、最少キャリアタイ。無敗では3頭目の快挙。川田騎手は、高松宮記念から2週連続のGI勝ち。6番人気のモズベッロが2着。昨年の3冠馬で1番人気のコントレイルは3着に敗れた。
レースは、昼過ぎから降り出した大粒の雨が、運命を変えたのかもしれない。美酒に浸ったのはGI初挑戦の4歳牝馬レイパパレ。迷わず先手を奪い、重馬場でコントレイル、グランアレグリアのGI4勝馬が伸びあぐねるなか、勝利の女神に導かれるかのように4馬身をつけてゴールに飛び込んだ。レース後のインタビューで川田将雅騎手は「本当にすごいことをしたなと思います。素晴らしい馬です。馬場は、他馬よりマイナスが少なかったんでしょうね」と、無傷の6連勝でGI初Vをエスコートした川田騎手が激走を絶賛した。さらに返し馬を終え、馬場に対応ができると読んでハナに行くことを決意。二の脚の良さを生かして先手を奪った。前半1000メートルの通過は59秒8。「抑え過ぎず、行かせ過ぎずで適度な感じでした」と語り、4コーナーはラチ沿いを回ったが、直線では後方との距離を確認し、馬場のいい真ん中に持ち出して押し切った。と嬉しそうだった。
「テンションが高くなったことを含め、前走の反省を生かして(騎手が)乗りやすくするように調整してきました。着差をつけたことにびっくりしています」と高野調教師も興奮を隠せない。昨年の秋華賞でも有力視されたが、除外となったため同日の大原S(3勝クラス)に出走してV。前走の(GⅢ)チャレンジCで重賞初制覇と、軌道修正しながら、ついに悲願を成就した。6戦目での古馬JRAGI勝ちは、史上5頭目の最少キャリアタイ。しかも無敗となればファインモーション、クリソベリルに続く3頭目で、前途は限りなく明るい。
「これからも引き続きコントロールが課題になりますが、これを改善できるようにしたいですね」と川田騎手は前を見つめる。国内外を含めて次走は未定だが、GI9勝馬アーモンドアイが引退したいま、絶対女王の座を受け継ぐのはこの馬かもしれない。こちらも本当に素晴らしい快挙達成の瞬間だった。そしてディープインパクト産駒は1~4着までを独占凄い!

≪大阪杯払戻金≫
単勝⑧ 1220円  枠連1-61  6360円  馬単⑧① 37610円
ワイド①⑧ 2750円  ⑦⑧ 30円  ①⑦ 850円
3連複①⑦⑧ 7240円  3連単⑧①⑦ 106210円

春のGⅠ戦線第3弾・牝馬クラシック第1弾 第81回桜花賞(GⅠ)IN 阪神競馬場

◉近年も歴史的名牝が次々と誕生している注目の大一番

2020年の桜花賞でGⅠ初制覇を果たしたデアリングタクトは、オークスと秋華賞も制し、史上初となる無敗での牝馬三冠を達成した。また、2019年の優勝馬グランアレグリアは2020年の安田記念、スプリンターズS、マイルチャンピオンシップを3連勝して、同年のJRA賞最優秀短距離馬に選出された。さらに、2018年の優勝馬アーモンドアイは、牝馬三冠を含むJRAの芝からも活躍を続けている。今回は過去10年のレース結果から、好走馬に共通するポイントを分析してみたい。
チューリップ賞組と前走好走馬が中心
過去10年の3着以内馬30頭中18頭は、前走がチューリップ賞だった。該当馬は3着内率も39.1%と優秀な水準に達している。今年もまずはチューリップ賞組に注目すべきだろう。(JRAホームページより)
今年も見どころ満載のこの桜花賞は、なんといっても競馬史上初のクラッシクレースのG1に白毛馬が出走。しかも無敗で5連勝達成るか?はたまた新たなヒロイン誕生か?そして熊本県産馬のGⅠ初出走等、夢いっぱいのレースとなる。過去10年ではディープインパクト産駒が5勝と強いのだが…激戦間違えなし。

◎④ソダシ       吉田隼人   昨年の最優秀2歳牝馬。すべて異なるレースで4戦4勝。抜群の完成度。仕上がりは勿論万全。吉田隼人騎手とのコンビで鮮やかなグリーンの絨毯の上で純白の花が夢舞台でⅤ5の大輪を咲かせる。昨年のデアリングタクトに続き2年連続8頭目の快挙達成とアパパネ以来11年ぶりの最優秀2歳牝馬の優勝の快挙達成を虎視眈々と狙って…。夢の大舞台の主役間違えなし。
〇⑱サトノレイナス   C・ルメール ディープインパクト産駒。切れ味抜群で、今の阪神の馬場が一番合うかも…。無念の涙を大外枠、文字どおりのピンク色で大輪の花を咲かせルメール騎手と共に女王の座目指して…。
▲⑬エリザベスタワー  川田将雅   この舞台は最高。外国産馬の初の女王の座目指してこちらも歴史を変えるかも…。引き続き好調をアピール。乗れてる川田騎手は3週連続のGⅠ制覇を虎視眈々ともくろんで…。
✖⑧メイケイエール   横山典弘   異色の重賞3勝実力馬。能力最高。折り合いがつけば問題なし。世代トップクラスで大逆転と乗り替わりでも問題なし。鞍上の横山典弘騎手は自身の8大競走完全制覇を虎視眈々と狙って…。
△⑤アカイトリノムスメ 横山武史   ディープインパクト産駒。目下Ⅴ3。4勝目は桜花賞狙い。血統最高。両親ともに「三冠馬」桜花賞母子制覇なら史上初。鞍上の横山武史騎手は、父(典弘騎手)よりも先に桜花賞を制覇をもくろんで…。
△②ファインルージュ  福永祐一   まだ底見せていない。直行は予定通り。仕上がり万全で内枠いかして…。初コンビもいきピッタリで…。福永騎手は3勝目の勝利目指して…。
△⓾アールドヴィーヴル Ⅿ・デムーロ 持ち味の切れ味を生かして…。大仕事可能で注意必要。デムーロ騎手は自身2度目の勝利目指す。
★⑯ソングライン    池添謙一   未知数が魅力。状態最高で軽視禁物。

以上を④ソダシ から  馬単BOXで ④⑧⑬⑱   12点
馬単マルチで④⇔③⑤⓾⑯   8点
3連複で④→③⑤⑧⓾⑬⑯⑱ 21点
枠連 2枠から総流し     8点
合計            49点
以上にガンバレ馬券 ⑬ を買う。

第65回大阪杯(GⅠ)

4月 04, 21
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2021年4月3日(土)

先週ドバイのメイダン競馬場で行われた「ドバイワールドカップデー」には、日本馬は12頭参加した。特に1日に4レース行われたGⅠレースでは、日本馬の活躍は素晴らしかった。当日のGⅠ4つのレースで全て日本馬が2着となった。特にメインのドバイワールドカップ(優勝賞金は約7億円、世界最高の賞金)に出走したチュワウィザードは、日本馬過去最高の2着となった。本当に素晴らしい走りだった。2着といえば、エルコンドルパサーなどで凱旋門賞2着2回という成績を残した、蛯名正義元ジョッキーが、凱旋門賞2着になったときに「凱旋門賞で優勝できなくて、申し訳ない」と言って謝ったら、競馬関係者か?厩舎関係者が「2着2回は過去でも日本人騎手では最高の記録だよ、泣くな、胸を張って堂々と日本に帰ろう」と言われ、胸を張って帰国したと、蛯名調教師が騎手引退の時のインタビューで話していたことをおもいだした。世界の2着馬たち本当に凄かった。今年の日本馬は、本当に強くなった。今回のことで世界が驚いたことだろう。今年コロナ禍の中でドバイへ行った競馬関係者の皆様に素晴らしいエールを送ろう。
エールといえば、高松宮記念のダノンスマッシュは、雨で道悪の中ゴール前の素晴らしいたたき合いを首差制して優勝。アジアのスプリント王に続いて、日本でも真の短距離王に輝いた。この優勝で父ロードカナロアとの父子制覇を香港に続き、日本でも史上2組目の父子制覇を見事に果たした。そして鞍上の川田将雅騎手は、JRAの重賞100勝目を達成。優勝後のインタビューでは「馬の走りたいように、その力を信じて走らせた」などと嬉しそうに語った。6歳で本格化したダノンスマッシュにも、川田騎手にもエールを送りたい。

≪高松宮記念払戻金≫
単勝 ⑭ 600円  枠連 7-8 710円  馬単  ⑭⑯ 2170円
3連複 ⑨⑭⑯  2200円   3連単 ⑭⑯⑨  9770円

さて、今日から中山競馬場にも入場制限があるが、少しずつ観客が入れるようになった。嬉しい。そして春のGⅠレースが、明日から3週間続く。ワクワクだ。

春のGⅠレース第2弾・第65回大阪杯(GⅠ)IN 阪神競馬場

◉春の中距離路線の大一番

ハイレベルなメンバーが集うGⅡとして知られていた大阪杯が2017年にGⅠへ昇格。同年は前年の年度代表馬キタサンブラックが制し、2018年はGⅠで惜敗が続いていたスワーヴリチャードがGⅠ初制覇、2019年は皐月賞馬のアルアインが制し、2020年は牝馬GⅠ2勝のラッキーライラックが優勝と、GⅠ昇格後は毎年のように実績十分の馬が優勝している。GⅠ昇格後の過去4年のデータから傾向を探ってみた。
連対馬のステップレースは4つだけ。連対馬のステップレースは、表に記載された4レースだけ。有馬記念から休養明けで出走するか、2月から3月のGⅡから臨むのが王道ローテーションになっている。ちなみにGⅡ時代を含めた過去10年に集計範囲を広げても、有馬記念(3着内率46.7%)、金鯱賞(同23.5%)、中山記念(同25.0%)、京都記念(同31.3%)から臨んだ馬の好走率が高かった。なお、前走がGⅢだった馬は過去10年で見ても3着内率4.2%にとどまっており、軽視してもよさそうだ。(JRAホームページより)
いよいよ三冠馬が始動する。今年の大阪杯はGⅠ4勝の馬の夢の対決、3強とも1強とも、王道対3階級制覇虎視眈々の野望対決ともいわれている。阪神は雨模様で重馬場にならないと良いのだが…。今年の古馬路線の王道ともいえる路線の位置づけをする意味でも大切なレースだ。しかもディープインパクト産駒が6頭だ。

◎⑦コントレイル     福永祐一    三冠馬いよいよ始動。古馬になっても王者の主役絶対だ。適距離で雨でも問題なし。心身ともに充実一途で不安材料一切なし。
〇⑫グランアレグリア   C・ルメール  牝馬5歳。昨年の最優秀短距離馬。昨年のマイルCSの勝ち馬。次は2000mで…と3階級制覇に燃える。渋り馬場も問題なし、最高の枠で、コントレイルへの夢の挑戦だ。
▲②サリオス       松山弘平    昨年の皐月賞とダービー2着馬。打倒コントレイルに燃えて…。長く良い脚を使って…。乗れてる松山弘平騎手と共に虎視眈々と逆転狙う。
✖⑧レイパパレ      川田将雅    牝馬4歳。無傷の5連勝中。無傷での古馬GⅠ初制覇と別路線からの野望をもくろんで…。川田将雅騎手は、2週続けてのGⅠ制覇を虎視眈々と狙う。
△⑬アドマイヤビルゴ   岩田望来    状態最高。阪神2000Ⅿは2勝。3勝目はGⅠゲットをもくろんで三冠馬に挑戦。
△⑥ワグネリアン     吉田隼人    18年のダービー馬が昨年の3冠馬に挑戦。華麗なる挑戦で復活を狙って…。
★①モズベイロ      池添謙一    昨年の宝塚記念の3着馬。上昇ムードあり、雨で急浮上。3着までには…。要注意。

以上を⑦コントレイルから 馬単⑦→①②⑧⑥⑫⑬   6点
ワイドBOX②⑥⑧⑫⑬ 15点
3連複⑦→①②⑥⑧⑫⑬ 15点
枠連5枠から総流し    8点
合計          44点

第51回高松宮記念(G1)

3月 28, 21
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2021年3月27日(土)

オリンピックの聖火リレーが3月25日に福島からもスタートを切った。いよいよオリンピックの序章が始まったと思うと心がウキウキとなった。それを祝うかのように桜の花が日本各地で満開になった。まさに聖火リレーを祝っているようだ。
また、お祝いといえば、ドバイは競馬の祭典ドバイワールドカップデーが、日本時間の27日の夜中に行われる。本来は現地の人たちが、競馬場に集まってみんなでお祝いムードで盛り上げるのだが、こちらは残念。2年ぶりの開催となるがやはり無観客で行われる。テレビの前でこの競馬の祭典をお祝いしたい。そして、日本からは12頭が参戦する。全馬の大健闘を祈りながら、馬券を買って応援する。
そして、応援といえば、明日は今年の2回目のG1は中京競馬場で行われる、高松宮記念だ。明日は中京も雨の予報。馬場は重予想だが…。数々の名馬や名場面が生まれたこのレース。楽しんで馬券を買って応援だ。

第51回高松宮記念(G1)IN 中京競馬場

◉波乱の決着が目立ってきた上半期の古馬最強スプリンター決定戦

2019年が3連単449万7470円、2020年が3連単21万7720円と、ここ2年の高松宮記念はいずれも高額配当決着になった。過去10年の高松宮記念において単勝1番人気の支持を集めた馬のうち、連対を果たしたのは2013年1着のロードカナロアと2016年1着のビッグアーサーのみである。前評判の高い馬はもちろん、大仕事をやってのけそうな伏兵馬にも注目しておきたい一戦だ。今回は過去10年のレース結果から、好走馬に共通するポイントを分析してみたい。
過去の戦績に注目。過去10年の3着以内馬延べ30頭中28頭は、“前年以降に4大場(東京・中山・京都・阪神)で行われた芝の重賞”において2着以内に入った経験のある馬だった。一方、この経験がなかった馬は3着内率2.7%と苦戦している。ちなみに、2015年1着のエアロヴェロシティは香港からの遠征馬で、JRAのレースに出走した経験がなかったものの、2014年の香港スプリント(G1)を優勝した実績があった。2019年以前のレース、ローカル場(札幌・函館・福島・新潟・中京・小倉)のレース、ダートのレース、オープン特別や条件クラスのレースでしか連対を果たしていない馬は、評価を下げるべきだろう。(JRAホームページより)
個性が揃った今年、天候が…?波乱の要素は今年もプンプンだが…。

◎⑭ダノンスマッシュ  川田将雅   6歳になって充実期に入って…。昨年の香港スプリント1着。1200Ⅿのこの距離なら1番強い!3年連続の参戦。国内でも3度目の正直で、国内でも親子制覇に挑む。
〇⑯レステンシア    浜中 俊   態勢万全。世代をけん引。新たな距離に挑戦。乗り替わっても問題なし。かえって注目度NO.1.この距離の適性は最高で、逆転あるかも…。
▲⑨インディチャンプ  福永祐一   左回りで、真価を見せる。GⅠマイルは2勝とその実績を信頼して…。上澄み十分。この距離初でも春秋のマイル+スプリントGⅠ制覇を3頭目の快挙目指して、GⅠ3勝目を虎視眈々と狙って…。
✖⓾ラウダシオン    Ⅿ・デムーロ 実力互角。左回り得意で…。道悪でも全く問題なし。枠もこの枠なら問題なし。道枠でも追いまくるデムーロ騎手は怖い存在。
△③ライトオンキュー  横山典弘   GⅠ勝利へ機は熟した。渋り馬場も歓迎。横山騎手は最年長の勝利目指して虎視眈々。
△④モズスーパーフレア 松若風馬   昨年の女王。連覇を狙って…。内枠なら問題なし、そのスピードを見直して…。
②レッドアンシェル   池添謙一   道悪大歓迎。要注意。G1初勝利目指して…。(過去にこの距離2度の重賞制覇)。池添騎手は12年にカレンチャンで優勝。2度目の優勝を狙って…。
★⑰サウンドキアラ   松山弘平   初距離でも問題なし。先週日曜日の中京で6勝と固め打ち。今、乗れてる松山騎手に期待大。

以上を⑭ダノンスマッシュ から馬単BOXで ⑨⓾⑭⑯   12点
馬単マルチで⑭⇔②③④⑰   8点
三連複で⑭→②③④⑨⓾⑯⑰ 21点
枠連で 7枠から総流し    8点
合計            49点

第70回フジテレビ賞スプリングS,第69回阪神大賞典(GⅡ)

3月 21, 21
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2021年3月20日(土)

東京の桜も開花宣言があった。中京競馬場の大寒桜は先週から満開だ。まもなく東京の桜も中山の桜も満開になるだろう。とても楽しみだ。楽しみといえば、今月初めにデビューした女性騎手の古川奈穂騎手は、先週の土曜日の阪神の6Rでバステットレオンに騎乗して12鞍目で初勝利。また永島まなみ騎手は、先週の3月14日日曜日中京競馬場の2Rのアクイールで初勝利。やはり12鞍目での勝利。レース後のウィナーズサークルで、とてもうれしそうだった。また今日の中山の12Rで永野猛蔵騎手は2勝目をマーク。頑張れ!ルーキーズ!頑張っているといえば、2年前にデビューした団野大成騎手は先週100勝目を達成。森一馬騎手も今日の中山の10Rで100勝目を達成。また今日は、松山弘平騎手が、中山で5勝をあげた。松山騎手の騎乗は冷静で落ち着いて乗れるところだ。今後、競馬会を引っ張っていく一人になるだろう。その松山騎手は4月4日の大阪杯でサリオスでの参戦が決まった。最近の若い騎手の活躍は目を見張るものがある。でもベテラン組だってみんな頑張っている。皆でコロナ禍負けないで競馬を盛り上げている。ファンとしては嬉しい。
1都3県も新型コロナ感染症の自粛要請も終わる。1日も早く競馬場へ元のようにファンが自由に出入りできるようになりたいものだ。
さて、クラシックや春のGⅠ戦線に向かってのトライアルレースが盛んに行われている。明日は、中山で桜花賞の最終切符を手にできるレース、スプリングSが行われ、阪神では、天皇賞・春への長距離のスッテプレース阪神大賞典が行われる。楽しみだ。

第70回フジテレビ賞スプリングS(GⅡ)IN 中山競馬場

◉伏兵が台頭する年も多い皐月賞トライアル

2019年に単勝オッズ27.1倍(10番人気)のエメラルファイトが、2020年には単勝オッズ16.6倍(6番人気)のガロアクリークが優勝を果たすなど、近年のスプリングSは波乱の決着が目立っている。2014年以降の過去7年に限ると、2番人気以内だった馬の優勝は2018年のステルヴィオ(1番人気)のみである。人気薄の馬にも注目しておくべき難解な一戦といえるだろう。今回は過去10年のレース結果から、好走馬に共通するポイントを分析してみたい。
過去の戦績に注目。過去10年の3着以内馬30頭は、いずれも“JRAの1勝クラス以上、かつ芝1600メートルから2200メートル、かつ出走頭数が8頭以上のレース”において4着以内に入った経験のある馬だった。新馬や未勝利、ダートのレース、1600メートル未満や2200メートル超のレース、7頭立て以下のレースでしか4着以内に入ったことのない馬は割り引きが必要だ。(JRAホームページより)
このレースは皐月賞の最終切符で1着から3着までに優先出走権が与えられる。素晴らしいメンバーがそろった。

◎⓾ボーデン       川田将雅 遅れてきた大物ようやく登場。スピードは破格。雨でも問題なし、中山も問題なし。器が大きく、とてつもなく強い。スター誕生への期待大。皐月賞へ間違えなく行く。
〇①ランドオブリバティ  三浦皇成 キチンと競馬が出来れば、能力上位。悪夢完全に払拭して、優勝して皐月賞にと虎視眈々。
▲⑭ヴィクティファルス  池添謙一 高性能間違えなし。ジュニアカップを快勝。学習能力最高。中山問題なしで…。
✖⑨ロードフェフェイム  木幡拓也 中山で2連勝。3勝目も豪快に決める。雨は大歓迎で…。
△⑤レインフロムヘブン  石橋 脩 センス良し。中山も問題なし。2勝で2着1回。皐月賞に行きたい。
△④ヴェイルネビュラ   戸崎圭太 素質は互角。長く良い脚を使える。
△③ヴィゴーレ      丸山元気 差し脚は最高。決め手は互角。注意必要。
★⑪イルーシブパンサー  横山典弘 機動力最高。横山典弘騎手に期待。要注意。

以上を⓾ボーデンから  馬連⓾ →①③④⑤⑨⑪⑭     7点
ワイドBOX①④⑨⑪⑭      10点
3連複⓾→①③④⑤⑨⑪⑭    21点
枠連6枠から総流し        8点
合計              46点

第69回阪神大賞典(GⅡ)IN 阪神競馬場

◉天皇賞(春)の重要な前哨戦

阪神大賞典は1987年に暮れから現在の時季に移され、それ以降の優勝馬(1988年は1着同着)は同年の天皇賞(春)で〔11・1・9・12〕と勝率33.3%、3着内率に至っては63.6%に達している。2015年にゴールドシップ、2018年にレインボーラインが阪神大賞典と天皇賞(春)を連勝するなど、最強ステイヤー決定戦の重要な前哨戦となっている一戦について、過去10年の結果からレースの傾向を探っていく。
長距離の重賞で好走していた馬が活躍。現在、JRAではGⅠの天皇賞(春)と菊花賞をはじめとして、阪神大賞典、ステイヤーズS、ダイヤモンドSと芝3000メートル以上の重賞が年に5レース行われている。それを踏まえ、過去10年の出走馬について芝3000メートル以上のJRA重賞において3着以内に入った経験の有無を調べると、その経験のあった馬が8勝と優勝馬の大半を占めている。該当馬は3着内率も45.5%と優秀で、長距離の重賞で好走した経験がある馬を狙いたい。(JRAホームページより)
1着馬に天皇賞・春への優先出走権が与えられる。さてこのレース三冠馬を脅かしたアリストテレスが出走だ。1強といわれているこのレース、、それを倒そうとするステーヤーがそろって面白いレースとなった。

◎⑨アリストテレス   C・ルメール 大目標は先でも、三冠馬のコントレールを菊花賞で脅かしての2着。ここは一番の主役。デキも万全。
〇⓾ユーキャンスマイル 武 豊    昨年の覇者。長丁場は問題なし。雨も問題なし。その底力に期待大。
▲⑥ディープボンド   和田竜二   長い距離は大歓迎。立て直し必死。反撃態勢整って…。
✖⑧ショウリュウイクゾ 団野大成   能力発揮できればチャンス充分。意外性をかって…。
△⑫ダンスディライト  福永祐一   得意の阪神で3着までには入る可能性大。
△②タイセイトレイル  岩田康誠   ここで是非3着以内を虎視眈々。
★⑬ゴースト      鮫島良太   得意の阪神で…。金星を狙って…。

以上を ⑨アリストテレスから 馬単⑨→②⑥⑧⓾⑫⑬   6点
ワイドBOX⑥⑧⓾⑫   6点
3連複⑨→②⑥⑧⓾⑫⑬ 15点
枠連6枠から総流し    8点
合計          35点

いよいよ来週はドバイワールドカップが行われる。日本画の大活躍を祈りたい。馬韓も発売されるという。嬉しい。そして日曜日は、高松宮記念がある。また4月からクラシック戦線も始まるGⅠレース目白押し。春よ。早く来い!

 

第57回金鯱賞,第55回報知杯フィリーズレビュー(GⅡ)

3月 14, 21
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2021年3月13日(土)

中山は無観客開催だが、阪神と中京は事前に指定席購入者には、入場が再び可能となった。中山も早く観客が入れるようになって欲しいと願うばかりだ。願うといえば、今日の東京地方は、昼過ぎから物凄い豪雨に雷だった!しかも4時間近く…。家にいても本当に怖かった。競走馬も怖かったに違いない!明日も3場開催。馬場状態は回復されると良いのだが…。

第57回金鯱賞(GⅡ)IN 中京競馬場

◉GⅠ級のスターホースが歴代優勝馬に名を連ねる注目の前哨戦

1996年に芝2000メートルで行われる別定のGⅡとなった金鯱賞だが、当時の開催時期は5月下旬から6月上旬であり、宝塚記念の前哨戦に位置付けられていた。その後、有馬記念の前哨戦として11月下旬から12月上旬に行われた2012年から2016年を挟み、2017年以降は大阪杯の前哨戦として3月に行われている。2020年の優勝馬サートゥルナーリア、2019年の優勝馬ダノンプレミアムはいずれもGⅠ馬であり、2018年の優勝馬スワーヴリチャードは次走の大阪杯で自身初のGⅠ制覇を果たしていることから、芝のビッグレースと密接な関係にある一戦といえそうだ。今回は過去4年のレース結果から、好走馬に共通するポイントを分析してみたい。
前走がGⅠだった馬と先行していた馬に注目。過去4年の3着以内馬12頭中7頭は、前走がGⅠ(海外G1を含む)だった。該当馬の3着内率は43.8%と優秀な水準に達している。ビッグレースから直行してきた馬は高く評価すべきだろう。(JRAホームページより)
そして競馬史上初無敗の三冠牝馬デアリングタクトが、いよいよ始動する。このレースは1着馬に大阪杯へ優先出走権が与えられる。負けられない一戦だ。馬場が悪いが問題ないのだろうと思う。同じ昨年の無敗の三冠馬コントレイルも大阪杯からの始動の様だ。また2頭が対決する。それに向かって負けられない一戦となった。

◎①デアリングタクト   松山弘平   競馬史上世界でも初めて、歴史的無敗の三冠牝馬。名牝、女王の登場。気持ちが強い馬。ここでは負けない。負けられない。中京得意な松山騎手で、更に負けない。
〇⑦キセキ        Ⅿ・デムーロ 2017年度の菊花賞馬。GⅠ2着4回の実績馬。自分の競馬でうまく逃げれれば、逆転可能。渋り馬場も得意で…。
▲④グローリーヴェイズ  川田将雅   この距離問題なし。アーモンドアイのJCの5着は、伊達じゃない。久々でも問題なし。
✖③ブラヴァス      福永祐一   末脚に注目。初のGⅡのレースでも要注意。2000Ⅿは得意距離で更に注意必要。
△②サイレントポケット  秋山真一郎  中京得意で、注意必要。
△⑨サトノフラッグ    C・ルメール 2000Ⅿベストな距離で…。ルメール騎手で巻き返し必死。
★⓾ポタジェ       北村友一   充実一途。Ⅴ5を虎視眈々と狙って…。

以上を ①デアリングタクトから馬単①→②③④⑦⑨⓾    6点
ワイドBOX②③④⑦⑨⓾ 15点
三連複①⑦⇔②③④⑨⓾   5点
枠連 1枠から総流し    7点
合計           33点

第55回報知杯フィリーズレビュー(GⅡ)IN 阪神競馬場

◉人気薄の馬が勝利した年も多い桜花賞トライアル

単勝オッズ46.3倍(12番人気)のノーワンと同6.3倍(3番人気)のプールヴィルが1着同着となった2019年を含め、ここ3年のフィリーズレビューは、いずれも同10倍以上の馬が勝利を収めている。その他にも2016年に同27.2倍(8番人気)のソルヴェイグが優勝を果たすなど、波乱の決着が目立つレースだ。前評判が高い馬だけでなく、伏兵にも注目しておくべきだろう。今回は過去10年のレース結果から、好走馬に共通するポイントを分析してみたい。
過去の戦績に注目。過去10年の3着以内馬30頭中27頭は“4大場(東京・中山・京都・阪神)、かつ芝1400メートルから1600メートルのレース”において2着以内に入った経験がある馬だった。一方、この経験がなかった馬は3着内率4.4%と苦戦している。ローカル場(札幌・函館・福島・新潟・中京・小倉)のレース、ダートのレース、1400メートル未満や1600メートル超のレースでしか連対したことのない馬は、評価を下げた方がよさそうだ。(JRAホームページより)
このレースは、桜花賞に1着から3着馬までが、優先出走権を与えられる。九州熊本産馬のヨカヨカを応援したい。

◎⑧ヨカヨカ        幸 英明   目標はまだ先でも、九州産馬16年ぶりの重賞Ⅴの快挙を狙って…。体調万全で…。いつでも一生懸命に走る姿勢に好感が持てる。
〇⑯オパールムーン     横山典弘   鋭い脚で…。いきなりあるかも…。
▲⑮エイシンヒテン     団野大成   逃げても、控えても良し、前残り注意で、逆転可能。
✖⑪ララクリスティーヌ   中井裕二   好気配で…。好勝負必死。
△④アンブレラデート    池添謙一   良血馬。完成途上でも…。
△①ゴールドチャリス    浜中 俊   目標はここ。久々も不気味で…。
★③エルカスティージョ   岩田康誠   更に前進。好素材で注意必要。

以上を ⑧ヨカヨカ から 馬単マルチ⑧⇔ ①④③⑪⑮⑯   12点
ワイドBOXで ①③④⑪⑮⑯    15点
三連複⑧→①③④⑪⑮⑯       15点
枠連4枠から総流し          8点
合計                50点

第58回報知杯弥生賞ディープインパクト記念(GⅡ)

3月 07, 21
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2021年3月6日(土)

弥生3月にはいった。競馬界はデビューの月だ。今年は9名の調教師と8名(女性2名を含む)の騎手が、本日よりデビュー。早速、阪神の1Rで小林大仁騎手が初騎乗で初勝利を果たした(史上47人目)。また同騎手は12Rでも優勝!  一日で2勝を挙げた。また、中山では3Rで永野猛蔵騎手が初騎乗で初勝利を果たした(史上48人目)。デビュー日の初騎乗で初勝利が二人同時に出たのは30年ぶりだそうだ!  更に今年は女性騎手が5年振りに2人デビュー等々。話題満載。期待大。皆、新人賞目指して大活躍してもらいたい。
さて、3月最初のレースは、今日の中山メインは高松宮記念に1着に優先出走権が与えられるGⅢのオーシャンスSが行われた。ここにはロードカナロアとカレンチャンの仔、③カレンモエが出走したが、惜しくも2着だったが、でも今後に期待大だ。1着は⑧コントラチェックだった。だから高松宮記念にも期待大だ。そして阪神では、桜花賞トライアルのチューリップ賞(GⅡ)が行われた。3着までに優先出走権が与えられるが、このレースでは武豊騎手の①メイケイエールと川田将雅騎手の⑤エリザベスタワーが1位同着!  また3着には②のストゥーティが入った。もし、このレースが1着馬のみに優先出走権だった場合は、同着となった2頭が、桜花賞に2頭とも出走できるのだろうか?  なんて考えたりしたが、今年の桜花賞も期待大となった。
期待大といえば、クラシックレースに向かって、明日は皐月賞のトライアルレース弥生賞ディープインパクト記念が行われる。ここには無敗の最優秀2歳牡馬でJRAの重賞2勝しているダノンザキットが出走する。今年もクラシック戦線が賑わいそう。今から期待に胸が膨らむ。後は早く普通にファンが競馬場に入れるようになることを祈りたいものだ。

第58回報知杯弥生賞ディープインパクト記念(GⅡ)IN 中山競馬場

◉クラシックを見据えた有力馬が集結

皐月賞と同じ中山・芝2000メートルで行われ、3着以内馬に皐月賞の優先出走権が与えられるトライアルレース。2020年にディープインパクトを称え「報知杯弥生賞ディープインパクト記念」に改称された。レース名は変われどもレースの条件には長らく変化がない。
過去に掲示板を外したことがある馬は割り引き。皐月賞を目指すような世代のトップホースがそろうため、一度でも掲示板を外した(6着以下に敗戦した)経験がある馬の好走は少ない。昨年こそ新馬戦で6着に敗れていたサトノフラッグが勝利したものの、それ以外の年はデビュー以来全て5着以内だった馬が勝利している。過去に6着以下に敗れた経験のある馬は割り引きたい。(JRAホームページより)

②ダノンザキット     川田将雅    まだ成長途上だが、雄大な馬体に高性能エンジンを搭載、今年のクラッシックロードの主役級間違えなし。この舞台は経験済みで無傷のV4で、皐月賞へ一直線。
〇⓾シュネルマイスター  C・ルメール  器相当。一瞬の切れ味は最高。距離も対応可能。2歳王者を相手に逆転を虎視眈々と狙って…。
▲④タイトルホルダー   横山武史    センス抜群。渋とさと安定感充分。
✖⑦タイムトゥセブン   三浦皇成    成長確か。相手が強くなっても問題なし。
△⑥ワンデイモア     田辺裕信    長く鋭い脚を使える。持ち味生かせる展開になったら台頭可能。
★③テンバガー      Ⅿ・デムーロ  脚色には遜色なし。不気味で、要注意。デムーロ騎手に期待。

以上 ②ダノンザキット 馬単   で②→③④⑥⑦⓾  5点
ワイドBOXで③④⑥⑦⓾  10点
3連複で  ②→③④⑥⑦⓾ 10点
枠連 2枠から総流し     7点
合計            32点

第95回中山記念(GⅡ)、第65回阪急杯(GⅢ)

2月 28, 21
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2021年2月28日(日)

先週の日本時間の日曜日の夜中(現地時間2月20日(土曜))にサウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われた、サウジデー(G1デー)に日本より5頭が参戦した。そして素晴らしい結果をだした。
まず6Rのサウジダービー、ダート1600m左回り、戸崎圭太鞍上のピンクカメハメハ(3歳)が優勝。7Rのリヤドダートスプリントでは、W・ビューイック鞍上のコパノキッキングが優勝。本当に凄い!2着には、戸崎圭太騎手鞍上のマテラススカイが入った。尚、坂井瑠星鞍上のジャスティンは6着だった。残念。8Rのサウジカップは、戸崎圭太鞍上のチュウワウィザードは6着だった。海外でも頑張っている競走馬たち、そして、コロナ禍で海外に行くのは難しい中遠征している戸崎圭太騎手や坂井瑠星騎手や競馬関係者の皆様には頭が下がる思いだ。そしてこの5頭はドバイワールドカップデーにも参戦。ドバイでも頑張って欲しい。
また、日本では同じく先週の日曜日、東京競馬場では、今年最初の大一番のGⅠ第38回フェブラリーSが行われ、16頭の砂の巧者が参戦した。その中ただ1頭の4歳馬でルメール騎手鞍上の1番人気カフェファラオが好位で行け出してGⅠ初優勝を果たした。
ゲートが開くと、かしわ記念を逃げ切っているワイドファラオと昨年の東海S勝ち馬エアアルマスが引っ張って、緩みのない流れが作られる。カフェファラオも好スタートから3番手を確保。3コーナーから4コーナーでもペースは落ち着かず、緊迫した空気のまま最後の直線へ。前との差をジリジリと詰めて、残り200メートルの地点で先頭に立つ。そこからはゴールまで粘るだけだ。芝マイル重賞3勝を誇るエアスピネルが馬群を割り、内からは武蔵野S勝ちのあるワンダーリーデルも伸びてきたものの、カフェファラオはこれらを振り切っての初のビックタイトルを手にした。2着には、9番人気8歳のエアスピネル、3着にも8番人気8歳のワンダーリテールが入って8歳馬の健在ぶりをアピールしていた。
レース後のインタビューで、C・ルメール騎手は「パドックで『勝てる』と感じた」また絶対の自信を持ってのった「アグレッシブなレースをしたかった」という思惑通りのポジションを取れた。「忙しかったけれど、よく反応してくれた」「トップコンディションならGⅠを勝てる馬。今日は本当のカフェファラオだった」と嬉しそうに語っていた。

≪フェブラリーS払戻金≫
単勝 ③ 330円   枠連 2-5   980円   馬単 ③⓾  9300円
3連複 ③⑦⓾ 24940円   3連単 ③⓾⑦ 101710円

  
▲カフェファラオの馬場入り ▲ゴール直後写真 ▲ゴール前に戻って首筋を撫でているC・ルメール騎手
  
▲無観客の客席と地下馬道に引き上げる同馬▲  ▲検量室前での自慢げな顔が可愛い…

さて、競馬会では、2月末が卒業シーズン。
でも一足早く先週の東京競馬場で行われたフェブラーSの誘導の仕事を最後に引退した誘導馬がいた。サクセスブロッケン号だ。現役時代に自身が勝ったこのレースを引退の花道に選んだのだ。無事に誘導の仕事を終えてほっとしていることだろう。引退後は鹿児島県の功労馬の牧場で余生を送る。本当にお疲れさま。

▼サクセスブロッケン号の誘導馬最後の雄姿▼
  

引退といえば騎手では、蛯名正義騎手も今日の中山でメインレース含め7鞍に騎乗して引退する。先週の小倉大賞典(GⅢ)にデンコウアンジュに騎乗して、JRA重賞10場全制覇を目指したが残念ながら5着、10場制覇ならず。3月からは技術調教師として藤沢厩舎で1年間修業予定。自厩舎が開業したら調教師として小倉の重賞を勝ってほしい。
また調教師角居調教師、西岡調教師などが引退。無事に本日を終えて花道を飾ってもらいたい。

第95回中山記念(GⅡ)IN 中山競馬場

◉有力馬が始動する春の中山の名物重賞

1936年に創設された80年以上の歴史を持つ重賞。春の中山の名物重賞として定着しており、すでにGⅠ戦線で実績を残している有力馬の始動戦となることが多い一戦だ。(JRAホームページより)
このレースは、1着馬に大阪杯(G1)への優先出走権が与えられる。上位拮抗でかなり面白いレースだ。

◎⑧ヒシイグアス    松山弘平    今の勢いが魅力。目下3連勝中。中山の適性高く、松山弘平騎手で更に本格化して、Ⅴ4間違えなし。
〇⑪クラージュゲリエ  C・ルメール  実力は上位。復調なる。この舞台も会いそうだ。
▲⑦バビット      内田博幸    4歳馬。中山の申し子。距離適性に戻って、勇躍東上、粘り腰前回なら逃げ切る。快速を生かすこの舞台を虎視眈々と狙って…。
✖①トーセンスーリヤ  横山和生    心配能力高まって、態勢整って…。中山の実績充分。コースも距離も適性充分。父は中山記念2勝、親子制覇を虎視眈々と狙って…。
△④ケイデンスコール  岩田康誠    京都金杯の勝ち馬。復調して、久しぶりでも問題なし。
△⑬ウインイクシード  横山武生    中山得意。中山金杯は2着。相手強化でも堅実身をかって…。
△⑥フランツ      Ⅿ・デムーロ  決め手は互角。要注意馬。
★⓾ゴーフォザサミット 蛯名正義    デキは良し、この距離問題なし。蛯名騎手引退に花を添える。要注意。

以上を ⑧ヒシイグアスから馬単BOX ①⑦⑧⑪   で12点
馬単マルチ⑧⇔④⑥⓾⑬  で 8点
三連複⑧→①④⑥⑦⓾⑪⑬ で21点
枠連5枠から総流し    で 8点
合計            49点

第65回阪急杯(GⅢ)IN 阪神競馬場

◉春の短距離戦線の大舞台へ

近年の優勝馬では、2013年のロードカナロアが同年の高松宮記念と安田記念を制覇、2014年のコパノリチャードが次走で高松宮記念を勝利している。また、2018年の2着馬モズアスコットが同年の安田記念を制しており、このレースを始動戦として、春の短距離GⅠ路線で上位争いに加わる馬が多い。(JRAホームページより)
1着馬に高松宮記念への優先出走権が与えられる。

◎②ダノンファンタジー  川田将雅   目標はここ。前走は牡馬相手に快勝。慈雨電しっかり完了。超得意の阪神のこのコースでV2可能。高松宮記念に向かって虎視眈々。
〇⓾インディチャンプ   福永祐一   態勢整って…。今が充実の6歳馬だ。その底力を信頼して…。
▲⑧レシステンシア    北村友一   牝馬4歳時代を引っ張てきた好逸材。再出発可能。54キロで力をだし切れれば…。
✖⑭トライン       池添謙一   距離短縮は好材料。流れに乗って食い込み可能性大。
△⑰ベストアクター    団野大成   昨年の覇者。センスの良さは一級品。鉄砲かけOK.要注意。
△⑬ジャンダルム     萩野極    体調は良い。一瞬の脚と器用さを生かして3着までには入る可能性大。
△⑦クリノガウディー   岩田望来   朝日杯FSの2着馬で昨年の高松宮記念1位入線の隠れた実績馬だ。状態は上向きで注意。
★③カツジ        武 豊    気分よく走れれば、一発あるかも…。要注意。

以上を②ダノンファンタジーから 馬単BOX  ②⑧⓾⑭ で 12点
馬単マルチ②⇔③⑦⑬⑰ で  8点
三連複②→③⑦⑧⓾⑬⑭⑰で 21点
枠連 1枠から総流し  で  8点
合計            49点