Monthly Archives:5月 2021

第88回東京優駿日本ダービー(G1)

5月 30, 21
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2021年5月30日(日)

 Win5の億単位越えの配当が、先々週は3億円越え、先週は2億円越えだ! 今週もあるか? ここも大注目だ。誰が当たったのだろう! 当てたいなぁ~。
 梅雨入りすると思われた関東地方だが、まだ梅雨入りしていない。今日の日本ダービーは、晴・良馬場で行われそうだ。そして今日は2年ぶり人数制限はあるが、観客の前で行われる競馬の祭典だ。
 さて、先週のオークスで、とうとう白毛のソダシに土がついてしまった。本当に残念だ。敗因は距離なのだろうか? まだまだ3歳。能力は最高だ。これからにも期待したい。
 レースはお客様のいるスタンド前からスタートだったが、ソダシのスタートはかなり速く出た。道中は好位につけていた。『よしよし』と思ったが、直線で追い出した時には、もう苦しくなったのだろうか? ゴール前、馬群に吞み込まれてしまって結局8着に終わった。逃げたのはクールキャット(14着)、2番手はステラリア(13着)でかなり展開はソダシに不利な感じだった。先行馬たちが激しい攻防戦を繰り広げる中、3番人気のユーバーレーベンは後方5番手を追走。外々で徐々にポジションを上げて残り200Mで抜け出して、2着の2番人気アカイトリノムスメに1馬身差の完勝だった。直接対決4戦目で初めてソダシに勝ち、樫の新女王の誕生の瞬間だった。3着は藤懸騎手鞍上の10番人気ハギノピリカだった。藤懸騎手にもこれからは目が離せない。1勝馬のオークス制覇は、95年のダンスパートナー以来、史上3頭目。そして、レース後のインタビューでⅯ・デムーロ騎手は記者会見でガッツポーズを見せていた。「感動した。うれしいです。レースは色々あったけど、直線向いたときはもう信じて乗ったが、心の中でお願いしながら乗った。パドックで一番乗りたい馬は、この馬だと思った」と嬉しそうに語っていた。

≪オークスの払戻金≫
単勝  ⑨890円  枠連 4-5  1790円  馬単  ⑨⑦  4690円
3連複  ⑦⑧⑨  109190円  3連単  ⑨⑦⑧  532180円
ワイド  ⑦⑨  700円  ⑧⑨  24940円  ⑦⑧  14430円

▲オークスのゴール板
▲観客席のファン
▲パドックでのソダシ
▲地下馬道のソダシ
▲本馬場へ向かう
▲返し馬で
 ▲スタートは一番速かった
▲どこにいても目立つ
▲直線の攻防
▲ゴール前ではもうユーバーレーベンが
▲スタンド前でのデムーロ騎手は1本の指を天に向けて
▲ファンの前で
▲地下馬道で感謝している姿が印象的だった
▲優勝の馬服を着て

春のGⅠ戦線第10戦・第88回東京優駿日本ダービー(G1)IN 東京競馬場

 さあ、競馬の祭典、日本ダービー、ワクワクドキドキだ。『最も運が良い馬が勝つ』といわれているこのレース。今年も無敗のダービー馬誕生か? はたまた牝馬のダービー馬誕生か? 今年のダービーも目が離せない。
◉6年連続で父仔制覇となっている“競馬の祭典・日本ダービー”
 競走馬にとって最高の栄誉とされる「ダービー馬」の称号。2005年にその栄誉に浴したディープインパクトは父として2012年、2013年、2016年、そして2018年から2020年の日本ダービー馬を輩出した。2004年のダービー馬キングカメハメハも2015年と2017年に父仔制覇を果たしており、過去10回のうち8回でダービー馬の産駒が優勝している。今年も“ダービー馬はダービー馬から”となるのだろうか。それとも、また違ったドラマが生まれるのだろうか。過去10年の結果を参考に、レースの傾向を探ってみよう。
◉1番人気と3番人気が活躍
 過去10年の単勝人気別成績を見ると、1番人気および3番人気が3着内率70.0%と安定した成績を残している。2番人気も同40.0%とまずまずで、1番人気から3番人気がそろって4着以下に敗れたケースは過去10年で2018年の1度しかない。その2018年は3着に16番人気のコズミックフォースが入ったこともあり、3連単が285万6300円の高配当となっている。さらに2019年は12番人気のロジャーバローズが1着、2020年は10番人気のヴェルトライゼンデが3着とここ2年も10番人気以下の馬が好走しており、今年も伏兵の激走には注意が必要だ。(JRAホームページより)

◎①エフフォーリア    横山武史    エピファネイヤ産駒。皐月賞馬。2年連続無敗でのV5でダービー馬誕生する。Vなら史上8頭目。機動力、瞬発力、持久力ともに申し分なし。2冠達成間違えなし。人馬一体の制覇虎視眈々。
〇⑯サトノレイナス    C・ルメール  ディープインパクト産駒。桜花賞2着馬。14年ぶりの牝馬Ⅴの快挙達成に向かって、史上4頭目のⅤ狙って、ここ目標に…。強烈な末脚で、この舞台は最高だ。おとこ馬を従えて1着でゴール。こちらも人馬一体となって夢をかなえる。C・ルメール騎手は2度目のダービー制覇に向かって…。
▲⑫ワンダフルタウン   和田竜二    ルーラーシップ産駒。最高の舞台だ。叩き上昇。成績安定は強みだ。とても良い枠に入って…、連対は確実かも…。
✖⑬グレートマジシャン  戸崎圭太    ディープインパクト産駒。器相当。未知の魅力と大物感ヒシヒシと…。東京は負けなし…。優勝を虎視眈々と狙って…。
△⓾シャフリヤール    福永祐一    ディープインパクト産駒。おとこ馬の維持にかけて…。距離をこなす。東京の相性は抜群。福永騎手とのコンビも抜群。福永騎手は史上3人目のダービー連覇に向かって虎視眈々。
△⑤ディープモンスター  武 豊     ディープインパクト産駒。父子制覇目指して…。この舞台最高。武豊騎手は、歴代最多の6勝目を目指して…。
△⑮アドマイヤハダル   Ⅿ・デムーロ  ロードカナロア産駒。決めて鋭い。良馬場で切れ味全開すれば怖い存在。デムーロ騎手は3勝目のダービー制覇をもくろんで、先週のオークスに続いて連勝もくろんで…。
★④レッドジェネシス   横山典弘    ディープインパクト産駒。今日距離向きの脚に注意。横山典騎手と、武史騎手の父子のワン・ツーフィニシュあるかも…。

以上を①エフフォーリアから 馬単マルチ①⇔④⑤⓾⑫⑬⑮⑯  14点
              馬単ワイドBOX ⓾⑫⑬⑯    6点
              3連複 ①→④⑤⓾⑫⑬⑮⑯   21点
              枠連1枠から総流し        8点
              合計              49点

第82回オークス(GⅠ)

5月 23, 21
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2021年5月23日(日)

5月31日までの新型コロナウィルス感染症による緊急事態宣言は、6月に入ってもまだしばらく伸びそうだ!でも今年はオークスもダービーも入場制限があるが観客の前で行われそうだ。
さて、先週のヴィクトリアマイルは、4歳以上牝馬限定、東京競馬場曇り良馬場で4400人の観客の前で行われた。このレースでグランアレグリア(藤沢厩舎)鞍上はC・ルメールで、史上初古馬マイルのGⅠ芝路線3勝の完全制覇を狙って出走した。
レースは、終わってみれば、単勝1.3倍の断然の一番人気通りの⑥グランアレグリアが、直線早々と抜け出してそれも外々を回って持ったままでの4馬身差でのゴール。圧勝劇だった。本当に強すぎた。「強い」と思った。C・ルメール騎手は、前の週のNHKマイルCに続いて2週連続のGⅠ勝ちだ。また先週の9レースで史上22人目の1400勝を達成していたルメール騎手だった。最良の日だった。インタビューでルージュは「こんにちは。中団のポジシから外にいたのが良かった。直線で手応え最高に伸びました。自分からハミを取りました。GⅠ5勝目をプレゼントできてよかった。彼女は自分の能力を見せてくれたし、今日は違う能力を見せてくれた。2週連続G1が取れて、1400勝できて嬉しいです」と語ってくれた。2着は10番人気の⑧グランプリングアレー(吉田隼人騎手)は、直線で馬群の中からやはり外からぐいぐい伸びてきて厳しい戦いの中連対を確保。3着の①マジックッキャッスル(戸崎圭太騎手)。グランアレグリアの強さが目立ったレースだった。

スタンドには観客が戻って
ゴール板
誘導馬には女性職員が乗って
馬場入り後のグランアレグリア
スタートはちょっとばらついて
直線でもう抜け出して
ゴール寸前の写真

≪ヴィクトリアマイル払戻金≫
単勝 ⑥ 130円  枠連 3-4 1330円  馬単 ⑥⑧ 3620円
3連複 ①⑥⑧ 8460円  3連単 ⑥⑧① 28750円

正面スタンドに戻って来て
地下馬道に入り涼しい顔のグランアレグリアと嬉しそうなC・ルメール騎手
優勝のレイをもらって記念撮影、落ち着いて正々堂々とちょっぴり甘えて…

春のGⅠ戦線9戦・第82回オークス(GⅠ)IN 東京競馬場

◉初距離への対応がカギになる牝馬クラシック第二弾

ほとんどの出走馬に2400メートルの経験がなく、未知の距離での闘いになるのがオークス。以前は伏兵馬の台頭もあったが、近年は比較的順当な決着が多く、過去10年で3番人気以内の馬が8勝、2016年から2020年までは1番人気が5連勝中である。今年も堅く収まるのだろうか? 過去10年のデータからオークスの傾向を探ってみた。
コースロスのないレースができる内枠有利
日本ダービーでの内枠の好成績は有名だが、同コースのオークスでもやはり内枠が優勢。1コーナーまでの距離が約350メートルと短く、距離ロスの少ない内ラチ沿いでレースがしやすいことから、内枠勢の好走が多くなっているようだ。2020年の優勝馬デアリングタクトは2枠4番、2019年3着のクロノジェネシスは1枠2番、2018年2着のリリーノーブルは1枠1番、同3着のラッキーライラックは1枠2番など、好走例は多数。2017年は1枠の2頭によるワンツーだった。内枠に入った馬には要注意だ。(JRAホームページより)
東京競馬場でのGⅠ戦は3週連続の今回は牝馬の2冠目、樫の女王を決めるオークスだ。白毛の無敗馬桜花賞馬のソダシが出走。今年も無敗でのオークス馬誕生で大輪の白い樫の花を咲かせるに違いない。迎え撃つ17頭。どんなレースになるのか楽しみだ。

◎⑪ソダシ       吉田隼人   桜花賞馬。史上3頭目の無敗での2冠馬達成目指して、虎視眈々。緑色の府中の絨毯は白い樫の女王の誕生を待っている。抜群のレースセンスと卓越した勝負根性の持ち主、スピードもスタミナも最高。信頼深めた今のっている吉田隼人騎手と女王の座を射止めⅤ6濃厚。偉業達成だ。
〇⑦アカイトリノムスメ C・ルメール 両親ともに三冠馬。今の状態は最高だ。コース適性最高。母は10年前にこのレースを制覇。史上3組目の母子制覇目指して虎視眈々。前に目標おいてゴール寸前でとらえる。同馬主のワンツーフィニッシュあるかも…。
▲⑨ユーバンレーベン  Ⅿ・デムーロ 桜をパスしてここを目標に…。長距離適正最高だ。1勝馬は39年と95年に勝利。最強の1勝馬の名前を返上。脚力と持久力は天下一品。Ⅿ・デムーロ騎手と逆転狙って…。同騎手2回目のオークス勝利狙って…。
✖⑬ファインルージュ  福永祐一   桜花賞3着馬。完成度長高い。自在性の脚で好勝負間違えなし。福永騎手はオークス4勝目を目指して…。
△⑤クールキャット   武 豊    府中でこそ輝きを増す。スタミナ最高とメジロの血統で武豊騎手の手綱さばきで打倒ソダシに燃える。武豊騎手も自身のオークス4勝目を虎視眈々と狙う。
△⑱ステラリア     川田将雅   この舞台は最高だ。決めて鋭い。大外枠克服すれば…。ここは即通用する。川田騎手の手腕の見せ所。
△①ククナ       横山武史   桜花賞6着は度外視。母はオークス3着馬。末脚は堅実で要注意…。頑張れ!横山武史騎手。
★⑮アールヴィーヴル  松山弘平   末脚鋭い、末脚警戒。松山騎手は昨年のデアリングタクトに続いて史上7人目オークス連覇目指して虎視眈々。

以上を ⑪ソダシから  馬単 ⑪→①⑤⑦⑨⑬⑮⑱  で 7点
            ワイドBOX ⑤⑦⑨⑬⑱  で10点
            三連複 ⑪→①⑤⑦⑨⑬⑮⑱ で21点
            枠連   6枠から総流し  で 8点
            合計             46点

第16回ヴィクトリアマイル(GⅠ)

5月 16, 21
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2021年5月15日(土)

例年よりも早く梅雨入りしそうだ!先週のG1までは5週連続での無観客のレースだったが、今日(15日)土曜日から東京競馬場にも事前予約でチケットを購入したは、競馬場に入場できるようになった。少しずつ入れるようになったのは嬉しい。
先週のNHKマイルCは、3歳のマイル王決定戦。スタートでいきなり3番人気の④バスラットレオンがつまずいて藤岡佑介騎手が落馬。波乱のスタートとなったが、(幸い人馬共にけがはなくてホッとした。)ドイツ生まれの2番人気、C・ルメール鞍上のドイツ生まれのシュネルマイスターがゴール寸前で池添騎手鞍上のソングラインを鼻差で差し切り、JRA・GⅠ初制覇を果たした。JRA所属のドイツ産馬のGⅠ勝ちは、史上初。デビュー4戦目での、このレース制覇は最小キャリアタイ記録となった。そして外国産馬の優勝はクロフネ以来20年ぶりの勝利となった。

≪NHKマイルC払戻金≫単勝 ⑮ 370円  枠連 5-7 2880円  馬単 ⑮⓾ 4960円
3連複 ⑧⓾⑮ 3540円   3連単 ⑮⓾⑧ 21180円
▲ゴール板
▲NHKマイルCのカップ
▲パドックでのシュネルマイスター、パドックには暑さしのぎのミストが出ていた。

▲無観客の客席
▲スタートはばらつき落馬が…
▲ゴールした瞬間の写真

▲レース後の検量室前で嬉しそうなC・ルメール騎手と自慢げな顔のシュネルマイスター

春のGⅠ戦線第8弾・第16回ヴィクトリアマイル(G1)IN 東京競馬場

◉伏兵にも注目しておきたい上半期の牝馬チャンピオン決定戦

2020年のヴィクトリアマイルは、単勝オッズ1.4倍(1番人気)の支持を集めたアーモンドアイが、2着のサウンドキアラに4馬身差の完勝を収めた。もっとも、2014年から2019年のヴィクトリアマイルは、6年連続で5番人気以下の馬が優勝を果たしている。2015年に3連単でJRAの重賞競走としては歴代最高となる2070万5810円の配当が飛び出していることからも、基本的には波乱含みのレースと言えるだろう。今回は過去10年のレース結果から、好走馬に共通するポイントを分析してみたい。
前年以降のGⅠでの着順に注目。過去10年の3着以内馬延べ30頭中24頭は、“前年以降のJRA・GⅠ”において6着以内となった経験のある馬だった。一方、この経験がなかった馬は3着内率7.6%と苦戦している。まずは前年以降のビッグレースでの着順に注目するのがよさそうだ。(JRAホームページより)
今回は1強ムードだ。さあ、春の古馬牝馬のマイル№1の女王決勝戦。いざ、東京で観客の前で…。

◎⑥グランアレグリア   C・ルメール  昨年の最優秀短距離馬。当然マイルでも不動の主役。最適の舞台に戻ったら実力上位だ。アーモンドアイを破ったときと同じくらいの態勢万全で、輝きを更に放つ。ルメールは自身のこのレースの連覇をかけて虎視眈々。
〇⑱レステンシア     武 豊     19年の最優秀2歳牝馬。2勝目のGⅠ目指して大外枠でも速力前回、逆転を狙って…。
▲⑤デゼル        川田将雅    本格して…。阪神牝馬Sの上りの末脚最高。東京も問題なし。瞬発力なら負けない。川田騎手に期待かけて…。
✖①マジックキャッスル  戸崎圭太    末脚安定末脚も鋭い。体質強化。鞍上の戸崎圭太騎手はこのレース3勝目を狙って…。
△⑨テルツェット     Ⅿ・デムーロ  目下マイルで4連勝中。5連勝目は史上初のキャリア6戦目のV狙い。理想的な枠で…。デムーロ騎手に期待大。
△⑫サウンドキアラ    松山弘平    昨年は2着。態勢整って…。適距離の牝馬戦なら再注目…。松山騎手で更に注目。
△⑯リアアメリア     福永祐一    左回り大歓迎。万全。変身に期待をかけて注意必要。
★⑪ダノンファンタジー  藤岡佑介    18年の最優秀2歳牝馬。距離延長で持ち前の末脚いかす。2勝目のGⅠ目指して…。見直し。

以上を ⑥グランアレグリアから  馬単⑥→①⑤⑨⑪⑫⑯⑱   7点
ワイドBOX①⑤⑨⑫⑱  10点
三連複⑥→①⑤⑨⑪⑫⑯⑱ 21点
枠連3枠から総流し     8点
合計           46点

第26回NHKマイルC(GⅠ)

5月 09, 21
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2021年5月8日(土)

先週の天皇賞・春は、27年ぶりに阪神で行われた。18度目の挑戦で福永祐一騎手が、3番人気のワールドプレミアでついについに天皇賞・春を制した。これで父、洋一元騎手との福永家の親子制覇が実現した。そして重賞制覇150勝目を達成。これは史上4人目、現役では3人目。初騎乗から25年2か月で、武豊騎手(初騎乗から14年2か月と5日)に次ぐ史上2番目の早さだった。インタビューで福永騎手は「天皇・盾をとれたことは、素直にとても嬉しいです。また、簡単な数字でもないし、沢山の馬たちと支えてくださった人たちのおかげです」と嬉しそうに語っていた。レースは1周目は外回り、2周目は内回りという特殊なコース、ジョッキーたちの腕にかかる難しいコース。福永騎手は2周目の向こう正面から外と後方を確認してワールドプレミアムを早々と外に出した。阪神での天皇賞を意識しての最大のポイントがそこだった。そこからスムーズに前にいたアリストテレスの外々を回りかなりの距離を他馬よりも回ったが、流石に菊花賞馬だ。直線一気に伸びて上昇して底力を発揮した。一昨年の菊花賞に続いての2度目のGⅠ制覇。また名ステーヤー1頭が誕生した。

≪天皇賞・春の払戻金≫
単勝 ① 420円  枠連 1-6 470円  馬単 ①⑫ 2220円
3連複 ①③⑫ 2040円  3連単 ①⑫③ 11490円

春のGⅠ戦線第7弾・第26回NHKマイルC(GⅠ)IN 東京競馬場

◉3歳春のマイル王者決定戦

3歳春のマイルチャンピオンを決する一戦ながら、歴代優勝馬には次走で日本ダービーを制する偉業を成し遂げたキングカメハメハ、ディープスカイといった名馬の名が刻まれている。ここでは過去10年の結果から、レース傾向に迫ってみよう。
JRAで3連対以上の実績が必要。
過去10年の出走馬の戦績を調べると、3着以内馬30頭中27頭はJRAのレースで3回以上連対した実績を有していた。連対数が3回と4回以上の2組を比較すると、3着内率に大きな差はないものの、1着の数で4回以上が7勝、3回が3勝と大きな差がついている。勝ち馬を予想する際には、より連対回数の多い馬を重視したいところだ。(JRAホームページより)
今年も波瀾ムードが漂っているこのレース。外国産馬が20年ぶりの優勝目指して出走。また2歳王者がマイルで真価を発揮するか?今週も楽しみだ。

◎⑧グレナディアガーズ  川田将雅   2歳王者は、皐月賞をパスしてここに的を絞って…。貫録示す。デキ最高。手のうちに入れている川田騎手とのコンビで。マイル王目指して虎視眈々。
〇④バスラットレオン   藤岡佑介   前走圧巻の走りで優勝。東京で更に良い結果出せる。中2週目でも3連勝目はGⅠダッシュ。矢作厩舎は2頭だしで、ワン・ツー狙い。
▲⑮シュネルマイスター  C・ルメール 外国産馬の20年ぶりの優勝目指し、皐月賞を断念してここを目標に…。東京初距離でも適距離で注目。末脚勝負なら直線一気につき向ける可能性大。
✖③ルークズネスト    幸 英明   左回り巧者。初めての東京でも問題なし。速力に要警戒。心身ともによくなって…。
△⑬ホウオウアマゾン   武 豊    父キングカメハメハ産駒。父は2004年の勝ち馬。父子制覇をかけて…。先行策で押切まで…。武豊騎手は自身の4勝目Ⅴ狙って虎視眈々と…。矢作厩舎でワン・ツーフィニッシュ。
△⑯ソングライン     池添謙一   状態一遍。左回りが抜群で、切れ味発揮なら、単騎Ⅴあるかも…。見直し必要。
△⑱ピクシーナイト    福永祐一   叩き上昇。動きも絶好。今週も福永騎手かも…。
★⑦タイムツトゥヘブン  M・デムーロ 軽視禁物。母は桜花賞馬。鞍上のデムーロ騎手は自身のこのレース3連覇をかけて…。

以上を⑧グレナディアガーズから 馬単BOXで③④⑧⑮    12点
馬単マルチで⑧⇔⑦⑬⑯⑱   8点
3連複で⑧→③④⑦⑬⑮⑯⑱ 21点
枠連4枠から総流し      8点
合計            49点

第163回天皇賞・春(G1)

5月 02, 21
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2021年5月1日(土)

先週25日の香港シャティン競馬場で行われたチャンピョンズデーのクイーンエリザベス2世Cで、日本馬が1着から4着まで独占した。そして勝ったのはラブズオンリーユーだった。同馬は念願の海外GⅠ制覇を果たした。また、19年のオークス以来のGⅠ勝ちでこのレースで牝馬が勝ったのは史上2頭目の快挙達成だった。このレースには昨年の3冠牝馬のデアリングタクトが出走していたが、残念ながら3着に終わったことだった。でもデアリングタクトにはこれからも頑張って欲しい。
頑張って欲しいと思うのは、本日行われたダービートライアル青葉賞は、②ワンダフルタウンが1着、⓾キングストンボーイが2着で、この2頭がダービー出走への切符を手にした。⓾を管理する藤沢和雄調教師は来年の2月が引退。今年が自身の最後のダービーに管理馬を出走させることが出来る。そして引退に花を添えることが出来るか?  3週間後に行われるダービー当日のキングストンボーイも頑張って欲しい。注目しよう。
注目といえば、若手の有望株で4年目の西村淳也騎手は、本日の新潟で5勝をあげた。今後も注目をしたい。
さあ、日本で一番長い距離3200mでGⅠ中のGⅠレース伝統の天皇賞・春。
今年は27年ぶりに阪神競馬場で行われる。このレースには父横山典弘と息子の武史、和生が騎乗する。親子そろってのGⅠ騎乗はJRA史上初だ。本日の東京の青葉賞でも3人が騎乗、13着和生、14着武史、15着典弘だったが、もし、天皇賞・春で1着から3着までに横山一家が入ったら、これも史上初。史上初といえば白毛(シロニイ)馬が天皇賞に出走するのも史上初、他にも見どころ満載の天皇賞・春。

春のGⅠ戦線第第6弾・第163回天皇賞・春(G1)IN阪神競馬場

◉今年は仁川で雌雄を決する伝統の長距離戦

天皇賞(春)はJRAの平地GⅠとしては最長距離の芝3200メートルで争われるが、2011年以降の10回中6回は1着馬と2着馬がタイム差なしという、ゴールまで目が離せない一戦が繰り広げられている。なお、今年は京都競馬場の整備工事により阪神競馬場で行われるため、過去10年の結果に加え阪神競馬場で行われる長距離重賞・阪神大賞典のデータも参考に傾向を探っていく。
相手選びは慎重に。
過去10年の単勝人気別成績を見ると、1番人気は3着内率40.0%とやや頼りなく映るかもしれないが、直近の4年は全て連対を果たしている。2011年から2016年は2番人気または3番人気(2013年は両方)の馬が連対を果たしており、軸は上位人気馬から選ぶのが得策といえそうだ。ただ、10番人気以下の馬が5頭も3着以内に入っているように、伏兵が食い込む余地が十分にあることを念頭に置いて予想を組み立てるべきだろう。(JRAホームページより)
今年はコースが違う。混戦模様でどの馬も優勝のチャンスがあり、非常に面白いレースとなる。また阪神は上り坂を2回上がるので非常にスタミナが必要だ。天候が少々不安だが…。令和3年度の最強ステーヤーが阪神競馬でいよいよ誕生だ。

◎②アリストテレス    C・ルメール 菊花賞でコントレイルを首差追い詰めた力は間違えなく本物。スタミナ最高。持久力勝負なら負けない。反撃態勢整って…。鞍上のルメール騎手は、天皇賞5連勝中。6連覇目指して虎視眈々。
〇⑫ディープボンド    和田竜二   すこぶる順調。本格化なる。スケール違う。阪神のこの舞台がピッタリ。盾取りに向かって虎視眈々。鞍上の和田騎手は3度目の優勝目指す。
▲①ワールドプレミア   福永祐一   19年菊花賞馬。充実ぶりは最高。雨が残ってくれることを祈って…。鞍上の福永騎手は、父子制覇を虎視眈々と狙う。
✖⑤ディアスティマ    北村友一   ディープインパクト産駒。同舞台経験済みは強み。好調キープ。チャンス到来。トップスピードに入ったら持続力は上。
△③カレンブーケドール  戸崎圭太   牝馬。もう2着はいらない状態今が最高。距離克服して…。68年ぶりの牝馬Ⅴ目指して、悲願のGⅠ制覇を狙って…。
△⑰オーソリティ     川田将雅   オルフェーヴル産駒。父の雪辱を果たす時、引き続き好調で…。8戦のキャリアでここまで来たら、頂点を虎視眈々と狙って…。
△⑦ユーキャンスマイル  藤岡康太   昨年4着。3年連続出走。デキの良さは今が最高。今年こそは…。注意必要。
★⑭ウインマリリン    横山武史   牝馬が優勝なら68年ぶり。実力ついて、阪神のこのコースで大仕事の予感。人馬共に充実。横山武史騎手2度目のGⅠ制覇に燃える。そして横山家三代目の天皇賞制覇を虎視眈々と狙って…。

以上を②アリストテレスから 馬単BOXで ①②⑤⑫   12点
馬単マルチで②⇔③⑦⑭⑰   8点
三連複で②→①③⑤⑦⑫⑭⑰ 21点
枠連1枠から総流し      8点
合計            49点