Monthly Archives:3月 2022

第52回高松宮記念(GⅠ)

3月 27, 22
asakomori
No Comments

2022年3月26日(土)

 あっという間に桜が満開となった。とても楽しい季節だ。楽しいといえば、今日はドバイワールドカップデーだ。現地での馬券発売はないが、日本では馬券が発売される。今年は日本馬が過去最大の22頭出走した。
 特に6レースのドバイゴールデンシャヒーン(GⅠ)は、レッドルゼルが、昨年に続いて惜しくも2着だったが、7レースのドバイターフ(GⅠ)は、パンサラッサが逃げて、3頭がゴール前で競り合って、長い写真判定の結果、吉田豊鞍上のパンサラッサ逃げ残り(矢作厩舎はこれで3連覇達成)と、ロードノース(初の連覇)が、1着同着。ヴァンドギャルドは惜しくも3着だった。このレースは歴史に残る素晴らしい3頭のマッチレースになった。
 また、8レースのドバイシーマークラッシック(GⅠ)は、優勝したのは、日本の昨年のダービー馬シャフリアール。日本のダービー馬が海外のGⅠで初優勝を果たした。そしてオーソリティは、逃げ残りの3着。惜しい。
 9レースのドバイワールドカップ(GⅠ)には、昨年の2着馬、川田将雅鞍上の7歳のチュワウィザードが出走。同馬はレース中最後方にいたが、ゴール手前の最後の末脚をかけたのだろう? 猛烈な追い込みをして3着。これも素晴らしいレースとなった。
 今年のドバイワールドカップデーは、8レースのうち日本の調教馬が5勝するという大活躍の楽しい嬉しい夜だった。今後も海外で沢山活躍して欲しいものだ。

第52回高松宮記念(GⅠ)IN 中京競馬場

 昨年のこのレースは、昼過ぎから降り出した雨で重馬場の中行われた。香港に続き中京でも2番人気の川田将雅鞍上のダノンスマッシュが、前走の香港スプリント(GⅠ)を勝って凱旋帰国。そして帰国第1戦目がこの高松宮記念。日本国内では8度目のGⅠ挑戦でJRA のGⅠを初制覇。父(ロードカナロア)も香港とこのレースも制覇していて、2戦連続GⅠ制覇。父子で同じ道をたどり父子制覇したのだった。そして2着は1番人気のレステンシアだった。今年は、そのレステンシアが、雪辱戦に燃える。
 さて、今年2回目のGⅠ高松宮記念。今年も馬場が悪そうだ。そして1200mの王者不在のレースとなるが、レステンシアが忘れ物を取りに出走してきた。迎え撃つのは17頭。どんなレースになるのかな。楽しみだ。

◎⑦レシステンシア    横山武史   牝馬5歳。一昨年が桜花賞2着、昨年のこのレースは2着。コースも馬場状態も問わず、この時期が一番得意で、安定感抜群。2度目のGⅠ奪取間違えなし。
〇⑰メイケイエール    池添謙一   牝馬4歳。素質最高。雨を味方にして、大仕事あるかも…。
▲⑱グレナディアガーズ  福永祐一   牡馬4歳。前走圧巻の走りで、距離短縮は大歓迎。福永騎手はこのレース4勝目を虎視眈々と狙って…。オーナーはGⅠ、26レース完全制覇に王手がかかる。優勝ならば史上初となる。
✖①サリオス       石橋 脩   牡馬5歳。朝日杯FSの勝ち馬。実力は上。初の1200Ⅿで復活を目指す。
△⑨ロータスランド    岩田望来   牝馬5歳。昨年のサマーマイルシリーズの王者。距離は問題なし。
△⑭ダイアトニック    岩田康誠   牡馬7歳。2年前は3着。復調。乗り慣れた岩田康誠騎手で完全復活。
△⑬トゥラヴェスーラ   鮫島克駿   牡馬7歳。昨年4着。末脚鋭い。要警戒。
★②ナランフレグ     松田恭介   牡馬6歳。末脚強烈。左回りが最適。展開一つで、急浮上。注意必要。

以上を ⑦レシステンシアから馬単マルチで ⑦⇔①②⑨⑬⑭⑰⑱  14点
              三連複で   ⑦→①②⑨⑬⑭⑰⑱  21点
              枠連で 4枠から総流し        8点
              合計                43点

第71回スプリングステークス,第70回阪神大賞典(GⅡ)

3月 20, 22
asakomori
No Comments

2022年3月19日(土)

3月18日11時40分頃に福島県や宮城県で最大震度6強の地震が発生した。福島競馬場も地震で被災し、復旧作業のために4月9日と10日は、開催を見合わせる。一日も早い復活を祈りたい。
さて、今日は中京と阪神のみの開催で中山の開催はお休み。ちょっと不思議な感じだった。明日は中山と阪神で開催があり、21日(祭)月曜日は中山と中京競馬の開催。
変則だが、競馬の世界は、本番のGⅠに向かって、トライアルレース真っ盛りだ。
今日は阪神競馬場で皐月賞トライアルの若葉Sが行われた。取引額5億円越えの、超期待馬で一番人気⑥デシエルトが初芝も逃げ切り勝ちをし、これで無傷の3連勝。皐月賞への切符を手にした。ゴール後のインタビューで、鞍上の岩田康誠騎手は、「ここも勝ちに来たから当然勝つと思ってのった。馬の気持ちを大切に乗った。次回も期待欲しい」と話していた。また、中京では、NHKマイルC目指す3歳馬たちが集結したファルコンSが行われた。結果は2番人気のⅯ・デムーロ鞍上の①プルパレイが優勝。2着は、13番人気の③タイセイディパインがはいり、3着は⑭オタルエバーが入って、ファルコンSは波乱の結果となった。
さて、桜も福岡では日本で一番速く桜が開花した。春の足音がすぐそこに聞えだした。

第71回スプリングステークス(GⅡ)IN 中山競馬場

皐月賞トライアルのこのレース。昨年は雨も重馬場も関係なしに、3番人気の池添謙一鞍上のヴェクティファルス(池添学厩舎)が、直線大外一気に追い込んでの快勝。デビュー3戦目にして重賞初制覇。弟の学師の管理馬に兄の謙一が、騎乗して兄弟重賞初制覇を果たした。
皐月賞に3着までに入った馬が皐月賞の優先出走権が与えられる。皐月賞トライアル最終戦だが、素晴らしい馬たちがそろった。

◎⑧アサヒ       田辺裕信   中山の舞台替わりは問題なし。今度は鋭い脚全開で…。この距離5回経験済みの強みで…。スタートさえスムーズなら勝ち負け。皐月賞へ。
〇⑫アライバル     Ⅽ・ルメール 能力最高。巻き返し必死。好勝負。ルメール騎手の復帰で心強いぞ~。
▲①ビーアストニッシド 岩田康誠   引き続き好調で、単騎逃げで、残り目ある。今日も岩田康誠騎手かも…。
✖⑨ソリタリオ     横山武史   この舞台問題なし。全5戦とも左回りだが成績安定。横山武史騎手に期待して…。
△③サトノヘリオス   岩田望来   素質馬。立て直し必死で見直す。
△⓾アルナシーム    福永祐一   中山でも問題なし。権利とりに燃える。福永騎手で注意必要。
△⑦ディオ       戸崎圭太   素質充分に通用。距離克服なら要注意だ。V2de上昇制覇かも…。
★⑥ドーブネ      武 豊    休み明けでも問題なし、この距離はこなせるいきなりでも、要注意だ。

以上を ⑧アサヒ  馬単BOXで  ①⑧⑨⑫    12点
          馬単マルチで⑧⇔③⑥⑦⓾     8点
          三連複で⑧→①③⑥⑦⑨⓾⑫   21点
          枠連で 6枠から総流し      8点
          合計              49点

第70回阪神大賞典(GⅡ)IN 阪神競馬場

昨年のこのレースも重馬場で行われたが、3番人気のディープボンドが2着のユーキャンスマイルに5馬身の差をつけて快勝。前年の京都新聞杯以来の2度目の重賞制覇を飾った。そして鞍上の和田竜二騎手は自身初の重賞2週連続Ⅴとなった。
さて、今年もディープボンドもユーキャンスマイルもシロニイも参戦。楽しみだ。
1着馬に天皇賞(春)に優先出走権が与えられる。

◎⑪ディープボンド   和田竜二   昨年の覇者。仕上がり万全。有馬記念2着馬。目標は先でも昨年の忘れ物を取りに来た。今や風格は一番。この距離は現役NO.1だ。目標は先でもここは問題なし。和田竜二騎手と連覇狙って虎視眈々。
〇⑨マカオンドール   吉田隼人   父ゴールドシップはこのレース3連覇している。デキの良さは最高。長丁場適性ある。乗り替わりで注意必要。
▲⑥キングオブドラゴン 坂井瑠星   上り最高。中1週でも要注意。豊富なスタミナの持ち主。
✖③シルヴァーソニック 川田将雅   態勢整って…。今回が狙い目だ。大駆けに注意必要。
△⑦アイアンバローズ  石橋 脩   仕上がり好調で…。長距離適正バッチリ、コース巧者だ。
△⑧ユーキャンスマイル 藤岡佑介   一昨年1着、昨年は2着。阪神のこの距離が一番合う。展開が味方すれば、逆転優勝あるかも…。
△④トーセンカンビーナ 石川裕紀人  ここはベストの舞台。気合上々で、スタートさえ上手くいけば、1発ありで怖い存在だ。
★⓾マンオブスプリット 池添謙一   良血馬。成長力も実績面も問題なし。池添騎手で要注意。

以上を ⑪ディープボンド  馬単で ⑪→③④⑥⑦⑧⑨⓾     7点
              3連複で⑪→③④⑥⑦⑧⑨⓾    21点
              枠連で7枠から総流し        8点
              合計               36点

第58回金鯱賞,第56回フィリーズレビュー(GⅡ)

3月 13, 22
asakomori
No Comments

2022年3月12日(土)

今日は日中の気温が5月上旬並みの温かさになった。春を通りこして初夏の気温だったそうだ! 三寒四温のこの季節は体温の調整が非常に難しい。
難しいといえば、今日行われた、中山牝馬ステークスは、松岡正鞍上の15番人気の⑯クリノプレミアム牝馬5歳が優勝して波乱の結果となった。また今日行われたメインレースは、結果3場ともに波乱の結果になった。やはりこの時期のレースは難しい。しかし穴党には、嬉しい結果になっただろう。
嬉しいといえば、先週の弥生賞ディープインパクト記念は、ディープインパクト産駒で3番人気の⑩アスクビクターモアが、優勝。これで弥生賞の勝ち馬は、その冠名がついてからは、17年以降はディープインパクト産駒が優勝したのは5回目となった。嬉しい優勝となった。ちなみに2着が1回と連を外していないのだ。本番の皐月賞も楽しみだ。

第58回金鯱賞(GⅡ)IN 中京競馬場

昨年の金鯱賞は、西村淳也鞍上で10番人気のギベオンが、アッという驚きの逃走劇で4頭のGⅠ馬をも置き去りにして逃げ切ったことは、まだ記憶に新しい。西村騎手は4年目で重賞初制覇を飾った。そしてWIN5史上最高の払戻金となった5億円越えの大波乱をも演出した。
金鯱賞は1着馬には大阪杯の優先出走権が与えられる。

◎③ジャックドール    藤岡佑介  絶対の能力が上だ。左回りのこの距離は4勝している。開幕週の馬場でも問題なし。GⅠ級の逃げで、5連勝間違えなし。古馬路線の王道での主役候補。
〇⓾レイパパレ      川田将雅  GⅠ馬の本来の力が発揮できれば、逆転可能。
▲⑬サンレイポケット   鮫島克駿  7歳でも、左回りの2000Ⅿは超得意。大阪杯へ向けて逆転狙う。
✖⑤ポタジェ       吉田隼人  昨年の3着馬。状態は前走以上。その底力を尊重して…。
△⑥アカイイト      幸 英明  昨年のエリザベス女王杯の優勝馬。直線の長い中京は相性ピッタリ。その末脚に警戒。
△④ソフトフルート    岩田望来  このコースは4戦3勝と好相性だ。牡馬相手でも、充分に通用。乗れてる岩田望来騎手で更に期待大。
★⑫ランブリングアレー  藤岡康太  中京は得意なコース。牡馬相手でも軽視禁物。

以上を  ③ジャックドールから馬単マルチで③⇔④⑤⑥⓾⑫⑬   12点
              3連複で③→④⑤⑥⓾⑫⑬      15点
              枠連3枠から総流しで         7点
              合計                34点

第56回フィリーズレビュー(GⅡ)IN 阪神競馬場

昨年のこのレースは、和田竜二鞍上の8番人気のシゲルピンルビーが、6番手追走から、直線で馬群を割って見事に抜け出して快勝した。阪神JFの大敗から、見事に巻き返してデビュー3戦目で初重賞をゲットした。
このレースは1着~3着馬までには桜花賞の優先出走権が与えられる。

◎②ナムラクレア     浜中 俊  力は上位。3勝目は2度目の重賞V。桜の舞台目指してここは絶対に勝つ。
〇④サブライムアンセム  池添謙一  期待馬は、軌道に乗って…。ここは負けられない。桜の舞台を虎視眈々と狙って…。
▲③マイシンフォニー   武 豊   体質強化出来て…。走り慣れた距離で、ここは逆転狙って…。桜の舞台目指して…。武豊騎手と桜花賞へ…。
✖⑧テイエムスパーダ   国分恭介  今のデキは最高。距離克服も充分で更に上昇。
△⑫ウィリン       菱田裕二  先行策で、重賞も楽しみ。
△⑬スリーパーダ     坂井瑠星  ここで力が出せる。久々でも注意必要。
△⓾キミワクィーン    内田博幸  仕上がり良好。ベストの1400Mで、前々で競馬が出来れば、怖い存在だ。
★⑥アネゴハダ      酒井 学  スキルアップして、牝馬同士のこの舞台なら注意必要。

以上を ②ナムラクレアから 馬単BOXで ②③④⑧   12点
              馬単マルチで②⇔⑥⓾⑫⑬   8点
              3連複で②→③④⑥⑧⓾⑫⑬ 21点
              枠連2枠から総流し      8点
              合計            49点

来週は3日間開催となる、春に向かってのトライアルレースも目白押し、今週も資金をバッチリ稼いで、来週の3日間も競馬を楽しもう。

第59回弥生賞ディープインパクト記念(GⅡ)

3月 06, 22
asakomori
No Comments

2022年3月5日(土)

昨日4日、北京でパラリンピックが始まった。早速今日5日の金メダル第一号は、アルペンスキー座位の部に出場した村岡桃佳選手。素晴らしい。
そして競馬の世界では、一般社会よりも一足早く、3月から、デビューする騎手は、今年は10人。中でも現役4人目の女性騎手今村聖奈騎手もデビュー。本日の阪神競馬場で5鞍に騎乗し、7Rメイショウシロガネを3着に導いた。これからも頑張って欲しい。
調教師は、蛯名正義厩舎はじめ4名の調教師が、今日から開業した。素晴らしい馬づくりをして活躍馬を沢山輩出して欲しい。
また、今日は桜花賞に向けた王道のトライアルレースのチューリップ賞が行われ、横山武史鞍上の1番人気のナミュール、2着は13番人気のピンハイが入り、3着は2番人気のサークルオブライフだった。この3頭が、桜花賞への優先出走権を獲得した。

≪チューリップ賞の払戻金≫
枠連1-6 20470円、馬単⑥① 71420円、3連複①③⑥ 32800円

波瀾の結果となった。
さあ、日曜日のメインは、皐月賞トライアルレースの弥生賞ディープインパクト記念が行われる。今日は春一番が吹いた。春はもうすぐそこだ。

第59回弥生賞ディープインパクト記念(GⅡ)IN 中山競馬場

昨年のこのレースは、横山武史鞍上の4番人気のタイトルホルダーが巧みな逃げでライバルたちを完封勝利して重賞初勝利したのはまだ記憶に新しい。
このレースも3着までに皐月賞への優先出走権が与えられる。

◎⑦ドウデュース    武 豊    無敗の2歳王者は、無傷のまま皐月賞へ一直線。距離延長も問題なしで堂々の主役。このレースは8勝している武豊騎手で更に安心。今年のクラッシック戦線の主役の始まりだ。
〇⑨インダストリア   戸崎圭太   3戦連続で上がり最速の脚。切れ味するどく、底知れない能力の持ち主だ。瞬発力勝負ならば、逆転あるかも…。
▲⓾アスクビクターモア 田辺裕信   ディープインパクト産駒。素質は互角。父の想いをのせて、皐月賞へ。逆転狙って虎視眈々。
✖①ジャスティンロック 川田将雅   態勢万全。持久力が光って…。春のクラッシックに向かって負けられないレースだ。
△⑪ロジハービン    Ⅿ・デムーロ 持久力あり。能力高い。まくりが得意なデムーロ騎手に期待をかけて…。
△⑤マテンロウレオ   横山典弘   末脚強靭。連勝ある。ここでも期待をかけて、横山典騎手にも期待して…。
★③リューベック    池添謙一   春の予行練習として、ここは気分よく走れれば…。3着までには入る可能性大で、注意必要。

以上を  ⑦ドウデュースから 馬単マルチで⑦ ⇔①③⑤⑨⓾⑪ 12点
               3連複で   ⑦→①③⑤⑨⓾⑪ 15点
               枠連   6枠から総流し     8点
               合計              35点