2022年2月26日(土)
競馬界は、2月の初めが新人ジョッキーのデビューの月。そして、2月の末が調教師さんたちの定年で卒業となるのだ。今年は関東では、タイキシャトルやシンボリクリスエスや、ダービー馬レイデオロなどを輩出し、名伯楽といわれた藤沢和雄調教師他6名の調教師さんが定年を迎える。特に明日は中山記念に藤沢厩舎は3頭だしだ。最後の重賞制覇に花を添えてくれるのは、どの馬たちだろうか? 楽しみだ。
さて、先週のフェヴラリーSは、昨年の覇者のカフェファラオ(二番人気)が史上2頭目の連覇を達成した。好位置から直線に向かうと堂々と抜け出して、2着のテイエムサウスダン(5番人気)に終わってみたら2馬身半の差をつけていた。3着に入ったのは、前々で競馬をしていた白毛のソダシ(4番人気)。ゴール手前で抜かれてもよく頑張って3着までに入ってくれた。ソダシも凄い!中々見ごたえのあるレースだった。
フェヴラリーSでカフェファラオの連覇を導いた、福永祐一騎手は、香港の暮れのレースで落馬骨折から、見事に復帰してG1レースはこれで33勝目となった。その手綱さばきは見事だった。
≪フェブラリーS払戻金≫
単勝⑥ 510円 馬単⑥⑮ 4690円 枠連3-8 700円
三連複⑥⑪⑮ 16200円 3連単⑥⑮⑪ 76940円
さあ、今日は重賞レースが東西でそれぞれ行われる。そして小倉競馬も開催だ。
第96回中山記念(GⅡ)IN 中山競馬場
昨年のこのレースは、ヒシイグアスが、ゴール目の接戦を制して快勝。そしてこのレースは同年の1月に行われた東西金杯の優勝馬がワン・ツーフィニッシュとなった。
また今年は定年を迎える調教師高橋厩舎のカラテにも注目が集まっている。
優勝馬に大阪杯の優先出走権が与えられる。
◎⑮ダノンザキッド 川田将雅 デビュー3連勝でホープフルSを制覇。55キロの斤量は味方になる。地力上位で、距離もベストでここは絶対に優勝狙い。次の大阪杯へ。
〇⑪カラテ 菅原明良 末脚は最高。勝機充分。大阪杯へ向かって虎視眈々。高橋調教師の引退に花を添える。
▲⑤パンサラッサ 吉田 豊 開幕週の馬場で高速の単騎大逃げなら、逆転あるかも…。注目だ。
✖⑭コントラチェック 丸山元気 中山巧者。気分よく走れれば…。藤沢師引退の花道を添える。
△⑫アドマイヤハダル 横山武史 皐月賞4着馬。右回りが得意。中山で好勝負。横山武史騎手にも注目だ。
△④ヒュミドール Ⅿ・デムーロ チャンス到来。この距離が合うかも…。デムーロ騎手で、期待をかけて…。
△③ガリアクリーク 田辺裕信 皐月賞3着馬。この舞台は3歳時にGⅡで優勝。底力ある。要注意。
★⑦ウィンイクシード 松岡正海 このレース昨年の3着馬。8歳でも中山巧者で…。穴に一考。
以上を ⑮ダノンザキッドから 馬単BOXで ⑤⑪⑭⑮ 12点
馬単マルチ③④⑦⑫ 8点
三連複で⑮→③④⑤⑦⑪⑫⑭ 21点
枠連 8枠から総流し 8点
合計 49点
第66回阪急杯(GⅡ)IN阪神競馬場
昨年はコースレコードを出した圧巻の逃げで、一番人気のレステンシアが阪神JF以来の重賞3勝目を挙げた。2着の10番人気ミッキーブリランテに2馬身の差をつけた。そして3着には4番人気のジャンダルムが入った。この日で定年を迎えた西浦勝一調教師のブラックムーンは13着だった。
優勝馬に高松宮記念への優先出走権が与えられる。
◎⓾ダイアトニック 岩田康誠 現役トップクラスの実力馬。大目標は次の高松宮記念。条件好転。中7週のベストローティーションで、得意の1400Ⅿで復活宣言。差しきりに期待をかけて…。
〇⑨タイセイビジョン 幸 英明 鋭い脚に注目。優れた機動力を使って宮記念へ。
▲⑫グレイイングリーン 岩田望来 急成長評価して…。堅実な脚で逆転狙って大仕事ある。
✖⑬モントライゼ 藤岡佑介 重賞のこの距離をかっている。成長中だがいきなりもあるぞ。
△②グルーヴィット 団野大成 3歳時に強い古馬の揃った中京記念の勝ち馬。実力あるとみて…。大井に前進可能だ。
△①トゥラヴェスーラ 鮫島克駿 右回りでも問題なし。長期休養明けでそこ時からに期待して…。
△⑧サンライズオネスト 武 豊 阪神コース大歓迎。素質が覚醒して注意必要。
★⑤エイティーンガール 秋山真一郎 好仕上がりで…。54キロででも問題なし。要注意。
以上を ⓾ダイアトニックから 馬単BOXで ⑩⑫⑬ 12点
馬単マルチで⑩⇔①②⑤⑧ 8点
三連複で ⑩→①②⑤⑧⑫⑬ 21点
枠連6枠から総流し 8点
合計 49点