2023年4月15日(土)
今日嬉しいニュースが入ってきた。先週ドバイワールドシーマークラッシックをコースレコードでしかも2着に3馬身差をつけて逃げ切った日本調教場のイクイノックスが、「ロンジンワールドベストホースランキング」で129点というレーティングの評価を受けて世界一に輝いた。これは14年のジャスタウェイ。16年のエイシンヒカリに続く日本馬3頭目の栄誉に輝いた。今後もイクイノックスには頑張ってもらいたい。
頑張ったといえば、今日のJGⅠ・中山グランドJで、6番人気のイロゴトシ(牡6歳)が、快調に飛ばしジャンプし、他の馬を寄せ付けず、快勝。前々走に障害を勝ったばかりで本当に素晴らしい障害馬が誕生した瞬間だった。今までは、オジュウチョウサンが、頑張ってくれていたが、新しい障害界のヒーローが誕生した瞬間だった。また鞍上の黒岩悠騎手は、デビューから22年目で初の嬉しいG1制覇となった。優勝直後の検量室前では、牧田和弥師が嬉しそうに黒岩騎手の頭をポンポン叩いてほめたたえていた。また優勝のインタビューでは、黒岩騎手はまだ実感がわかないと、少し目に涙をためていたのが、印象的で、「まだキャリアは浅いが慣れた競馬場で強さは抜群、センスも抜群と愛馬をたたえていた。」これからが楽しみだ。
さて、先週の桜花賞は、1番人気のリバティアイランドが、後方から絶対に届かないと思う位置から、見事に直線抜け出して1着でゴールイン。牝馬一冠目の桜の女王の冠をのせた。そして鞍上の川田将雅騎手は、史上6人目の桜花賞2連覇達成となった。
インタビューで川田騎手は「最後に素晴らしい走りを見せてくれた。最後まで馬の力を真信じ、慌てずに乗った」などと嬉しそうに語り、そして、オークスへの可能性をも示唆した。今年の牝馬にも目が離せない。
≪桜花賞の払戻し金≫
単勝 ③ 160円 枠連 2-5 1160円 馬単 ③⑨ 1520円
3連複 ③⑨⑭ 4750円 3連単 ③⑨⑭ 13220円
さあ、今週は、牡馬のクラッシク第1冠目皐月賞だ。久しぶりに中山競馬場に行って応援し、歴史の承認になる。思えば初めてこの眼で中山競馬場で行われた三冠馬のナリタブライアンの一冠目の皐月賞だった。今年は、昨年の最優秀2歳牡馬も、JRA重賞2勝馬がともに不在で混戦模様だが…。果たしての馬に冠がるのだろうか?楽しみだ。
第83回 皐月賞 (GⅠ)IN 中山競馬場
クラッシック三冠の第1冠
過去10年の優勝馬の前走を見ると、共同通信杯が最多の5頭で、その他にホープフルSとスプリングSが各2頭、毎日杯が1頭となっている。胸躍る一戦を前に、ここでは過去10年のデータを分析していく。
デビュー勝ちを収めていた馬が優勢
過去10年の3着以内馬30頭中25頭はデビュー戦で勝利を飾っていた。さらに2019年以降の過去4年に限れば3着以内馬12頭全てがデビュー戦1着馬だった。逆に、デビュー戦で敗れていた馬は好走率も低く、中でも4着以下に敗れていた馬は3着以内に入っていない。(JRAホームページより)
◎⑦ファントムシープ C・ルメール
首位争いだ。好勝負。自在性の脚とこの距離3連勝。GⅠ級の脚は確か。名手ルメール騎手で1冠目間違えなし。
〇①ソールオリエンス 横山武史
底見せぬ大器。前走圧巻の走りをみせて…。虎視眈々と逆転を狙って…。更に上昇。天性の瞬発力を狙って…。
▲⑮ベラジオオペラ 田辺裕信
デビュー3連勝目はGⅡ制覇。4連勝目はGⅠしかも皐月賞制覇を無傷で達成する可能性大だ。
✖⑤フリームファクシ D・レーン
ここは好勝負間違えなし。4連勝目は皐月賞の冠だ。
△⑯タッチウッド 武 豊
素質を注目。武豊騎手は自身の4度目の皐月賞制覇を虎視眈々と狙って…。また武幸四郎厩舎で兄弟制覇をも虎視眈々と狙って…。
△⑭タスティエーラ 松山弘平
性能高いぞ。弥生賞の勝ち馬が勝てば13年ぶり。
△⑧トップナイフ 横山典弘
成績安定を評価して…。この舞台も経験済みで…。
★⑪シャザーン 岩田望来
大掛あるかも…。馬場渋って問題なし。軽視禁物。
以上を ⑦ファントムシープから 馬単BOXで ①⑤⑦⑮ 12点
馬単マルチで⑦⇔⑧⑪⑭⑯ 8点
三連複で⑦→①⑤⑧⑪⑭⑮⑯ 21点
枠連で 4枠から総流し 8点
合計 49点
来週からは京都競馬場もオープンする。前祝にドーンと当てたいものだ。
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