2021年5月8日(土)
先週の天皇賞・春は、27年ぶりに阪神で行われた。18度目の挑戦で福永祐一騎手が、3番人気のワールドプレミアでついについに天皇賞・春を制した。これで父、洋一元騎手との福永家の親子制覇が実現した。そして重賞制覇150勝目を達成。これは史上4人目、現役では3人目。初騎乗から25年2か月で、武豊騎手(初騎乗から14年2か月と5日)に次ぐ史上2番目の早さだった。インタビューで福永騎手は「天皇・盾をとれたことは、素直にとても嬉しいです。また、簡単な数字でもないし、沢山の馬たちと支えてくださった人たちのおかげです」と嬉しそうに語っていた。レースは1周目は外回り、2周目は内回りという特殊なコース、ジョッキーたちの腕にかかる難しいコース。福永騎手は2周目の向こう正面から外と後方を確認してワールドプレミアムを早々と外に出した。阪神での天皇賞を意識しての最大のポイントがそこだった。そこからスムーズに前にいたアリストテレスの外々を回りかなりの距離を他馬よりも回ったが、流石に菊花賞馬だ。直線一気に伸びて上昇して底力を発揮した。一昨年の菊花賞に続いての2度目のGⅠ制覇。また名ステーヤー1頭が誕生した。
≪天皇賞・春の払戻金≫
単勝 ① 420円 枠連 1-6 470円 馬単 ①⑫ 2220円
3連複 ①③⑫ 2040円 3連単 ①⑫③ 11490円
春のGⅠ戦線第7弾・第26回NHKマイルC(GⅠ)IN 東京競馬場
◉3歳春のマイル王者決定戦
3歳春のマイルチャンピオンを決する一戦ながら、歴代優勝馬には次走で日本ダービーを制する偉業を成し遂げたキングカメハメハ、ディープスカイといった名馬の名が刻まれている。ここでは過去10年の結果から、レース傾向に迫ってみよう。
JRAで3連対以上の実績が必要。
過去10年の出走馬の戦績を調べると、3着以内馬30頭中27頭はJRAのレースで3回以上連対した実績を有していた。連対数が3回と4回以上の2組を比較すると、3着内率に大きな差はないものの、1着の数で4回以上が7勝、3回が3勝と大きな差がついている。勝ち馬を予想する際には、より連対回数の多い馬を重視したいところだ。(JRAホームページより)
今年も波瀾ムードが漂っているこのレース。外国産馬が20年ぶりの優勝目指して出走。また2歳王者がマイルで真価を発揮するか?今週も楽しみだ。
◎⑧グレナディアガーズ 川田将雅 2歳王者は、皐月賞をパスしてここに的を絞って…。貫録示す。デキ最高。手のうちに入れている川田騎手とのコンビで。マイル王目指して虎視眈々。
〇④バスラットレオン 藤岡佑介 前走圧巻の走りで優勝。東京で更に良い結果出せる。中2週目でも3連勝目はGⅠダッシュ。矢作厩舎は2頭だしで、ワン・ツー狙い。
▲⑮シュネルマイスター C・ルメール 外国産馬の20年ぶりの優勝目指し、皐月賞を断念してここを目標に…。東京初距離でも適距離で注目。末脚勝負なら直線一気につき向ける可能性大。
✖③ルークズネスト 幸 英明 左回り巧者。初めての東京でも問題なし。速力に要警戒。心身ともによくなって…。
△⑬ホウオウアマゾン 武 豊 父キングカメハメハ産駒。父は2004年の勝ち馬。父子制覇をかけて…。先行策で押切まで…。武豊騎手は自身の4勝目Ⅴ狙って虎視眈々と…。矢作厩舎でワン・ツーフィニッシュ。
△⑯ソングライン 池添謙一 状態一遍。左回りが抜群で、切れ味発揮なら、単騎Ⅴあるかも…。見直し必要。
△⑱ピクシーナイト 福永祐一 叩き上昇。動きも絶好。今週も福永騎手かも…。
★⑦タイムツトゥヘブン M・デムーロ 軽視禁物。母は桜花賞馬。鞍上のデムーロ騎手は自身のこのレース3連覇をかけて…。
以上を⑧グレナディアガーズから 馬単BOXで③④⑧⑮ 12点
馬単マルチで⑧⇔⑦⑬⑯⑱ 8点
3連複で⑧→③④⑦⑬⑮⑯⑱ 21点
枠連4枠から総流し 8点
合計 49点
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