2021年4月10日(土)
4月は入学シーズン。新入生が新しいスーツを着て、会社に出勤する姿や、真新しい制服を身に着けた学生たちが希望を胸に嬉しそうに歩いている姿を見て、嬉しくなった。また競馬の世界でも、JRAの白井の競馬学校に、2024年春にデビューする第40期の騎手候補生が入学した。応募したのは111人。そして厳しい試験に合格したのは、たったの8人。(うち一人が女性騎手候補生)。凄い! 3年後がとても楽しみだ。
楽しみといえば、JRA所属の3人の女性ジョッキーが本日(10日)の新潟3Rで初めて直接対決した。3人の女性ジョッキーが同じレースで騎乗するのは1998年9月13日の中山2R(牧原由貴子、田村真来、板倉真由子)以来、23年ぶりだった。 レースは15番人気のニューフロンティア(牡3歳、栗東・田中克)に騎乗した古川奈穂騎手(20)=栗東・矢作=が、ラストまでしっかり追って4着と最先着した。4番人気のスバラシイヒビ(牡3歳、美浦・田村)に騎乗した藤田菜七子騎手(23)=美浦・根本、11番人気のクリムゾンハート(牝3歳、栗東・浅見)の永島まなみ騎手(18)=栗東・高橋康=は、14、15着だったが、次回は女性騎手のワンツースリーを楽しみに期待したい。そして、ルーキーの古川奈穂騎手は、4月4日の阪神3レースでハイモビリテイに騎乗し逃げ切り、デビュー以来4週連続優勝という、成績で福永祐一騎手に並んで歴代2位タイとなり、6週連続のルーキー優勝を目指して、いや7連勝の新記録目指して快挙は止まらない。
快挙といえば、いよいよクラシック戦線が始まる。明日は牝馬のクラッシック第一弾桜花賞が行われ、競馬史上初のGⅠレース出走にしかも牝馬のクラッシックレース桜花賞に白毛のソダシが無敗で参戦するこちらも快挙達成に燃えている。それに先立ち、ソダシのぬいぐるみがネットで発売され、たったの6分間で完売となった? とか? ビックリだ!
ビックリといえば、先週行われた大阪杯(G1)に三冠馬のコントレイルが出走してなんと3着! 三冠馬に勝ったのは別路線組頑張ってきた無敗で5連勝中の422キロという小さな馬体の牝馬のレイパパレ4歳だった。
そのレイパパレが勝った大阪杯は4日、阪神競馬場で13頭によって争われ、川田騎手鞍上の4番人気のレイパパレが4馬身差をつけて逃げ切り、無傷の6連勝でGI初制覇を飾った。6戦でのJRA古馬GI制覇は史上5頭目で、最少キャリアタイ。無敗では3頭目の快挙。川田騎手は、高松宮記念から2週連続のGI勝ち。6番人気のモズベッロが2着。昨年の3冠馬で1番人気のコントレイルは3着に敗れた。
レースは、昼過ぎから降り出した大粒の雨が、運命を変えたのかもしれない。美酒に浸ったのはGI初挑戦の4歳牝馬レイパパレ。迷わず先手を奪い、重馬場でコントレイル、グランアレグリアのGI4勝馬が伸びあぐねるなか、勝利の女神に導かれるかのように4馬身をつけてゴールに飛び込んだ。レース後のインタビューで川田将雅騎手は「本当にすごいことをしたなと思います。素晴らしい馬です。馬場は、他馬よりマイナスが少なかったんでしょうね」と、無傷の6連勝でGI初Vをエスコートした川田騎手が激走を絶賛した。さらに返し馬を終え、馬場に対応ができると読んでハナに行くことを決意。二の脚の良さを生かして先手を奪った。前半1000メートルの通過は59秒8。「抑え過ぎず、行かせ過ぎずで適度な感じでした」と語り、4コーナーはラチ沿いを回ったが、直線では後方との距離を確認し、馬場のいい真ん中に持ち出して押し切った。と嬉しそうだった。
「テンションが高くなったことを含め、前走の反省を生かして(騎手が)乗りやすくするように調整してきました。着差をつけたことにびっくりしています」と高野調教師も興奮を隠せない。昨年の秋華賞でも有力視されたが、除外となったため同日の大原S(3勝クラス)に出走してV。前走の(GⅢ)チャレンジCで重賞初制覇と、軌道修正しながら、ついに悲願を成就した。6戦目での古馬JRAGI勝ちは、史上5頭目の最少キャリアタイ。しかも無敗となればファインモーション、クリソベリルに続く3頭目で、前途は限りなく明るい。
「これからも引き続きコントロールが課題になりますが、これを改善できるようにしたいですね」と川田騎手は前を見つめる。国内外を含めて次走は未定だが、GI9勝馬アーモンドアイが引退したいま、絶対女王の座を受け継ぐのはこの馬かもしれない。こちらも本当に素晴らしい快挙達成の瞬間だった。そしてディープインパクト産駒は1~4着までを独占凄い!
≪大阪杯払戻金≫
単勝⑧ 1220円 枠連1-61 6360円 馬単⑧① 37610円
ワイド①⑧ 2750円 ⑦⑧ 30円 ①⑦ 850円
3連複①⑦⑧ 7240円 3連単⑧①⑦ 106210円
春のGⅠ戦線第3弾・牝馬クラシック第1弾 第81回桜花賞(GⅠ)IN 阪神競馬場
◉近年も歴史的名牝が次々と誕生している注目の大一番
2020年の桜花賞でGⅠ初制覇を果たしたデアリングタクトは、オークスと秋華賞も制し、史上初となる無敗での牝馬三冠を達成した。また、2019年の優勝馬グランアレグリアは2020年の安田記念、スプリンターズS、マイルチャンピオンシップを3連勝して、同年のJRA賞最優秀短距離馬に選出された。さらに、2018年の優勝馬アーモンドアイは、牝馬三冠を含むJRAの芝からも活躍を続けている。今回は過去10年のレース結果から、好走馬に共通するポイントを分析してみたい。
チューリップ賞組と前走好走馬が中心
過去10年の3着以内馬30頭中18頭は、前走がチューリップ賞だった。該当馬は3着内率も39.1%と優秀な水準に達している。今年もまずはチューリップ賞組に注目すべきだろう。(JRAホームページより)
今年も見どころ満載のこの桜花賞は、なんといっても競馬史上初のクラッシクレースのG1に白毛馬が出走。しかも無敗で5連勝達成るか?はたまた新たなヒロイン誕生か?そして熊本県産馬のGⅠ初出走等、夢いっぱいのレースとなる。過去10年ではディープインパクト産駒が5勝と強いのだが…激戦間違えなし。
◎④ソダシ 吉田隼人 昨年の最優秀2歳牝馬。すべて異なるレースで4戦4勝。抜群の完成度。仕上がりは勿論万全。吉田隼人騎手とのコンビで鮮やかなグリーンの絨毯の上で純白の花が夢舞台でⅤ5の大輪を咲かせる。昨年のデアリングタクトに続き2年連続8頭目の快挙達成とアパパネ以来11年ぶりの最優秀2歳牝馬の優勝の快挙達成を虎視眈々と狙って…。夢の大舞台の主役間違えなし。
〇⑱サトノレイナス C・ルメール ディープインパクト産駒。切れ味抜群で、今の阪神の馬場が一番合うかも…。無念の涙を大外枠、文字どおりのピンク色で大輪の花を咲かせルメール騎手と共に女王の座目指して…。
▲⑬エリザベスタワー 川田将雅 この舞台は最高。外国産馬の初の女王の座目指してこちらも歴史を変えるかも…。引き続き好調をアピール。乗れてる川田騎手は3週連続のGⅠ制覇を虎視眈々ともくろんで…。
✖⑧メイケイエール 横山典弘 異色の重賞3勝実力馬。能力最高。折り合いがつけば問題なし。世代トップクラスで大逆転と乗り替わりでも問題なし。鞍上の横山典弘騎手は自身の8大競走完全制覇を虎視眈々と狙って…。
△⑤アカイトリノムスメ 横山武史 ディープインパクト産駒。目下Ⅴ3。4勝目は桜花賞狙い。血統最高。両親ともに「三冠馬」桜花賞母子制覇なら史上初。鞍上の横山武史騎手は、父(典弘騎手)よりも先に桜花賞を制覇をもくろんで…。
△②ファインルージュ 福永祐一 まだ底見せていない。直行は予定通り。仕上がり万全で内枠いかして…。初コンビもいきピッタリで…。福永騎手は3勝目の勝利目指して…。
△⓾アールドヴィーヴル Ⅿ・デムーロ 持ち味の切れ味を生かして…。大仕事可能で注意必要。デムーロ騎手は自身2度目の勝利目指す。
★⑯ソングライン 池添謙一 未知数が魅力。状態最高で軽視禁物。
以上を④ソダシ から 馬単BOXで ④⑧⑬⑱ 12点
馬単マルチで④⇔③⑤⓾⑯ 8点
3連複で④→③⑤⑧⓾⑬⑯⑱ 21点
枠連 2枠から総流し 8点
合計 49点
以上にガンバレ馬券 ⑬ を買う。
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