Monthly Archives:4月 2020

第55回フローラS(GⅡ)

4月 26, 20
asakomori
No Comments

2020年4月25日(土)

先週の土曜日の中山グランドジャンプ(GⅠ)に出場した9歳道悪の鬼といわれた、オジュウチュサン。雨もものともせずの5連覇達成。雨のせいで飛越した後、2回ほどヒヤッとしたが、それでも、他の馬を寄せ付けもせずの1着ゴール。ゴールした瞬間本当に感動した。この雄姿を来年も見たいものだ。ありがとうの一言だった。勇気をもらえた気がした。
また、先週の日曜日に行われた皐月賞は、1番のコントレイルが、無敗での優勝を飾った。しかも拍手もどよめきも歓声もない中、福永騎手はこれでJRA史上11人目のクラッシクレース完全制覇5冠達成騎手となった。しかも、これもまたJRA史上無敗馬対決の素晴らしい皐月賞の名勝負レースだった。道中は内側に入れず、あれ! と思っているうちにいつの間にか3コーナ手前で外側に馬をだして、あれよ! という間に直線を向いていた、しかし、その時サリオスも上がってきて、直線たたき合いをこちらものともせずに、1番でゴールイン。福永騎手はダービーもこれで距離的に問題なしと、レース後に嬉しそうに話していた。本当に素晴らしい記録ずくめの80回目の皐月賞だった。

(皐月賞の払戻金)
単勝 ① 270円  枠連 1-4 640円   馬単 ①⑦ 1120円
三連複 ①⑦⑯ 9150円   3連単 ①⑦⑯ 26310円

さて、今週から開催が変わり競馬が中山から東京に移った。でも東京も無観客、だからダービーもとうとう無観客競馬になる。また新潟競馬場の5月開催が無観客競馬。競馬史上初めての事態だ。毎週の願いだが早く終息してほしい。まさかダービー迄も無観客とは、コロナが世界中に流行りだした頃は、無観客の競馬は3月までだろうと思っていたが、甘かった。しかも今日からのゴールデンウィークの5月6日までSTAYホーム。東京都内の各区では、防災行政無線が、各自自宅で不要不急の外出をしないで欲しいと、訴える放送が一日中、町中に響き渡っていた。
競馬ファンといえば、家でパソコンや携帯を見ながらのんびり熱く競馬に燃えていたことだろう。
そんな中いきなり、朝一番で嬉しいニュースが、飛び込んできた。先週99勝で100勝まであと1勝となっていた藤田菜々子騎手は、今日の福島第1レースでJRA史上初女性騎手100勝を達成した。しかも、初勝利を飾った思い出の福島競馬場でだ。
そして、午後の京都競馬場10Rでベテランの秋山真一郎騎手は、JRA史上38人目、現役20人目の1000勝を達成した。(以下はJRAのホームページより)

藤田菜七子騎手、JRA通算100勝達成!

1Rで、7番シルバージャック号に騎乗し第1着となった藤田菜七子騎手(美浦:根本 康広厩舎所属)は、現役95人目、女性騎手では初めてJRA通算100勝を達成。
【藤田菜々子騎手のコメント】
JRA100勝達成までの道のりは、怪我などもあって、なかなか思うようにはいきませんでしたが、周りの方々のサポートや応援のおかげでこうして無事達成できたことに感謝しています。(所属厩舎の根本調教師からは)レース後に『おめでとう』と声をかけていただきました。こういった状況の中で無観客ではありますが、競馬ができることに感謝していますし、ファンの皆様がテレビの前で応援してくださっていることをとても嬉しく思っています。福島競馬場でたくさんのファンに囲まれて初勝利した時とは違って、無観客競馬での記録達成は凄く寂しく、早く皆様が競馬場に来場できるようになって欲しいと願っています。

秋山真一郎騎手、JRA通算1,000勝達成!

10Rで、10番スマートランウェイ号に騎乗し第1着となった秋山真一郎騎手(栗東:フリー)は、史上38人目・現役20人目のJRA通算1,000勝を達成しました。
【秋山真一郎騎手のコメント】
騎乗を依頼してくださった関係者の方々、ファンの皆様、そして家族に感謝しています。ありがとうございます。やはり無観客の競馬場は寂しいですし、1日も早くファンの前で競馬ができる日が来ることを祈っています。

二人ともファンの拍手喝采を受けられたらよかったが……。これも思い出かも……。藤田騎手、秋山騎手おめでとう。

さてさて、26日(日)オークスや安田記念に向かってのトライアルレースが、東京競馬場と京都競馬場で行われる。今日は東京のレースのみ予想したい。

第55回フローラS(GⅡ)IN 東京競馬場

オークストライアルのこのレース、2着までに優先出走権があたえられる。楽しみなレースだ。

◎⑨スカイグルーヴ   C・ルメール 良血馬だ。東のオークス馬筆頭候補。力上位で当然主役。東京の方が合う。名手ルメール騎手とオークスへ
〇⑪レッドルレーヴ   M・デムーロ こちらも良血馬。素質上位。末脚は確か。この舞台は持ち味生かせる。デムーロ騎手とこちらもオークス狙って虎視眈々。
▲⑦ホウオウピースフル D・レーン  態勢整って距離延長で反撃開始。この距離とこの舞台は経験済み。レーン騎手でこちらもオークスへと燃える。
✖⑯フアナ       R・ヒューイトソン 奥深い。底力十分ある。まだまだこれから、直線長い東京が合いそう。オークスへ向かっって一直線。
△③ウインマリリン   横山武史   初の東京コースでもこの距離問題なさそう。
△①エレヴァテッツァ  津村明秀   左回りが世よさそう。素質高し。重賞でも問題なし。久々でも注意必要。
△⑫ヴォリアーモ    三浦皇成   東京適正充分とみて、好センスの持ち主。3着までには入るとみて…。
★⑮ショウナンハレルヤ 田辺裕信   渋太さありで、要注意。

以上を⑨スカイグルーヴから馬単BOXで  ⑦⑨⑪⑯ で12点
馬単マルチで ⑨⇔①③⑫⑬で 8点
三連複で⑨⇔①③⑦⑪⑫⑬⑯で21点
枠連5枠から総流し    で 8点
以上         49点

第80回皐月賞(GⅠ)

4月 19, 20
asakomori
No Comments

2020年4月18日

本日も無観客レース。金曜日の夜中から関東地方は、激しい雨。中山競馬場も夕方まで雨だった。したがって本日行われたメインレースの中山グランドジャンプ(GⅠ)は重馬場でおこなわれた。このレースに5連覇がかかっているオジュウチョウサン9歳は、雨が大好き、道悪の鬼といわれている、そして堂々の一番人気、天をも味方にして、その走りはすごかった。障害が大好きでその飛越は天下一品。ただ今日は飛越直後に2回ほど危ないところもあったがそんなことはものともせず、堂々と一番でゴール板を駆け抜けた。5連覇達成の瞬間だった。暗い世の中を9歳のオジュウチョウサンさんは、頑張って明るくしてくれた。ありがとうの一言だ。おそらく競馬ファンは、みんなテレビの前でこの馬の一着を願っていたに違いない。そして、みんなの期待通りに走ってくれた。
さて、先週の桜花賞も、満開の桜の中、無観客で行われた。1番人気のデアリングタクトが、松山弘平騎手を背に、1着でゴール板を駆け抜けた。平成生まれの騎手が、牝馬のクラシック初優勝を飾った。松山騎手は2017年の皐月賞で9番人気のアルアインに騎乗。見事に勝利に導いている。今回の皐月賞には、コルデジアに騎乗予定。目が離せない。

(桜花賞の払戻金)
単勝⑨ 420円    枠連5-8 1040円  馬単⑨⑫  1930円
三連複⓷⑨⑫ 12590円   3連単⑨⑫③ 47760円

春のクラシック戦線第2戦 第80回皐月賞(GⅠ)IN中山競馬場

現3歳世代の主役たちが激戦を繰り広げる“三冠”の第一関門

昨年の皐月賞を制したサートゥルナーリアは、同年のJRA賞最優秀3歳牡馬に選出された。2010年度以降のJRA賞最優秀3歳牡馬10頭中、過半数の6頭は、この皐月賞で優勝した馬。また、グレード制が導入された1984年以降の日本ダービー優勝馬36頭中、この皐月賞に出走していなかった馬は8頭しかいない。クラシック三冠の開幕戦であると同時に、今後の大勢を左右する重要なレース。(JRAホームページより)
今年も楽しみな馬たちが出そろった。舞台の主役もわき役もそろい踏み。無敗の馬が5頭。馬場状態も微妙で超難関なレースだ。しかし、なんといっても寂しいのは、観客がいないこと。ファンの声援がないことだ。報道陣の取材をも制限された。今年はテレビ観戦、もうしばらくの我慢だ。3強ムードプンプンで…。史上18頭目の無敗馬目指した戦いでもあるのだ。

◎①コントレイル    福永祐一    世代最強馬だ。機動力も瞬発力も完成度高い。貫禄十分。最内枠を引いても…。3戦3勝は強烈だ。無敗でダービー迄一直線。人馬共に父子制覇に虎視眈々と燃える。
〇⑦サリオス      D・レーン    こちらも3戦3勝。態勢万全で、距離を克服して無敗のⅤ4でダービーへ…。
▲⑤サトノフラッグ   C・ルメール  馬場は不問。前走圧巻の走りを見せて…。中山のこの舞台は2戦2勝。こちらも態勢万全でダービーへ一直線。
✖⑰ヴェルトライゼンデ 池添謙一   安定感抜群。機動力と持続力あり、中山のこの舞台あう。
△⑪クリスタルブラック 吉田 豊   この距離の中山の舞台はベストだ。末脚は強烈だ。3勝目が皐月賞かも…。注意必要。
△⑬ダーリントンホール M・デムーロ 折り合えば怖い存在。デムーロ騎手は5勝度目の優勝狙って…。
△⑫マイラブソディ   武 豊   切れる脚は一級品。馬場渋っても歓迎。武豊騎手は、4度目の優勝狙って…。見直し必要。
★②レクランス     北村友一  器相当。こちらもデビューから無傷の3連勝。4勝目は皐月賞狙い。将来性をかって…。要注意。

以上を①コントレイルから 馬単BOXで ①⑤⑦⑰  で12点
馬単マルチで①⇔②⑪⑫⑬ で 8点
三連複で①⇔②⑤⑦⑪⑫⑬⑰で21点
枠連1枠から総流し    で 8点
合計           49点

第80回桜花賞(G1)

4月 12, 20
asakomori
No Comments

2020年4月11日(土曜日)

人生には3つの坂がある。上り坂、下り坂、まさか。である。人生というよりは、人類が今その『まさか』に遭遇している。一刻も早くこの長いトンネルを出て見えない敵に打ち勝ちたいと、願うばかりだ。
今は、町の医院でもまず具合が悪い場合は直接こないで、電話で医師の指示を受け、必要なら来院の指示を出すが、薬だけなら薬局にとりに行く。「少しくらい具合が悪いからといって病院には、やたらにこないでください」とのことで、うっかり今の時期、風邪もひけないのだ。大変な世の中だ。
さて、いよいよ明日はクラッシックレース第一弾の桜花賞だ。しかし、無観客での競馬。来月のオークスは? ダービーはどうなるのだろう? そして、騎手たちは? 競走馬たちはコロナに感染しないのだろうか?

春のクラッシック戦線第一弾第80回桜花賞(GⅠ)IN 阪神競馬場

暗いニュースばかりではない、競馬界では、三浦皇成騎手がJRA通算800勝達成! 1Rで、5番ショウナンバービー号に騎乗し第1着となった三浦皇成騎手(美浦:鹿戸雄一厩舎所属)は、史上54人目・現役28人目のJRA通算800勝を達成。そして、藤田菜々子騎手が、落馬負傷から復活して2か月ぶりに福島競馬場で騎乗、本日の8R、7番人気のファストライフで勝利して991勝目を挙げた。あと1勝で100勝だ。頑張れ!
桜花賞は3歳牝馬による、ひとつめの頂上決戦。
桜花賞が行われる阪神競馬場の芝1600メートルは、2歳女王決定戦の阪神ジュベナイルフィリーズと、桜花賞のトライアルレースであるチューリップ賞と同じ舞台。同じ条件で行われるだけに、その2つのレースのいずれかで3着以内に入っていた馬が好走するケースが多い。

◎⑰レステンシア     武豊  反撃必死。昨年のJFの優勝馬は本領を発揮。チューリップ賞3着も、再び武豊騎手に戻り虎視眈々。武騎手は、桜花賞6勝目、自信の最年長クラシック優勝記録をかけて…。
〇④サンクチュエール   C・ルメール 瞬発力最高。勝負根性で、仕上がり順調で、3連覇狙うルメール騎手で逆転掛けて…。
▲⑨デアリングタクト   松山弘平  豪脚にかけて…。史上7頭目の無敗での制覇を虎視眈々と狙って…。頑張れ!松山騎手。
✖⑪クラヴァシュドール  M・デムーロ センス抜群。もう2着はいらない。名手デムーロ騎手でうまく立ち回って…。
△⑤マルターズディオサ  田辺裕信   チューリップ賞1着馬。自在の脚で、もしかしたら優勝あるかも…。
△⑧リアアメリア     川田将雅  態勢整って…。川田騎手自信2勝目の桜花賞を虎視眈々と狙って…。
△⑭ミヤマザクラ     福永祐一  素質開花する。レベル高いぞ。初の阪神コースも問題なし。
★⑬マジックキャスル   浜名 俊  今が最高の状態。3着までに来るとみて、要注意馬。

以上を⑰レステンシアから 馬単BOXで ④⑨⑪⑰ で12点
馬単マルチで⑰⇔⑤⑧⑬⑭で 8点
三連複⑰⇔④⑤⑧⑨⑪⑬⑭で21点
枠連  8枠から総流し で 8点
以上  合計      49点

頑張れ! 乙女たち!
そして、来週18日土曜日は、中山グランドJ(G1)に、5連覇を目指してオジュウチョウサンが出走予定だ。頑張れ!

第64回大阪杯(GⅠ)

4月 05, 20
asakomori
No Comments

2020年4月4日(土)

東京や大阪が、新型コロナの影響で大変なことになっている! 競馬界も大変な事態。4月12日の桜花賞も4月19日の皐月賞までも無観客レースとなってしまった。簡単に終息すると思っていたことは、甘かったかもしれない。本当にみんなでコロナに打ち勝って、一刻も早く終息できることを祈りたい。まずはコロナ感染しないように心がけたい。

第64回大阪杯(GⅠ)IN 阪神競馬場

このレースは春の仁川で行われる古馬中距離路線の頂上決戦だ。
GⅠに格上げされて4年目を迎えるが、GⅡとして行われていた2016年以前を含め、古馬中距離路線のトップホースが集う一戦として、毎年激しい戦いが繰り広げられている。今年は12頭立てだが、GⅠ馬が5頭結集した楽しみだ。

◎③ブラストワンピース  川田将雅  18年の有馬記念優勝馬。2度目のG1制覇に向けて、ここ目標に調整。負けられない。
〇⑧ダノンキングリー   横山典弘  上昇一途。GⅠ初制覇に向かって同期の牝馬には負けられないと虎視眈々。
▲④ワグネリアン     福永祐一  昨年は3着。18年のダービー馬は昨年の雪辱果たし、2度目のGⅠ制覇に向かってこちらも虎視眈々。
✖⑫クロノジェネシス   北村友一  昨年の秋華賞馬。牡馬を蹴散らかして、女傑の道をまっしぐら…。怖い存在だ。
△⑤ラッキーライラック  M・デムーロ 牝馬のGⅠ2勝は伊達じゃない。軽視禁物。
△①ロードマイウェイ   武 豊   絶好枠をひいて…。上手く逃げれれば…。武豊騎手で怖い存在かも…。
★②サトノソルタス    藤岡康太  充実一途で、好気配で、注意必要。

以上を ③ブラストワンピースから 馬単BOXで③④⑧⑫ で12点
馬単マルチで③⇔①②⑤ で6点
3連複⓷→①②④⑤⑧⑫ で15点
枠連 3枠から総流し で 7点
合計        40点